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yabai kimochi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
漫画版は去年読みました。
親友の涼司に「お前見てると欲情する」と言われた透。
女の子抱いてても透の顔が浮かんでしまうと。
試させてくれと言う涼司に押し切られるまま抱かれてしまう。
透は涼司が好きだったのでそこまで嫌なわけじゃないけど、涼司の「思ってたのと違う」発言は辛い。
攻めの涼司が無神経で勝手すぎるのがちょっと…でしたが、後半の番外編では透を大事にしてて良かった。
当て馬の先輩が良い男で勿体無いと思ったのは私だけではないはず。友達もいいやつだし。
涼司が透への想いに気づくまで結構ひどい男なので、それまでのもどかしい感じを楽しめる人におすすめ。
先行する漫画も読んでます(こちらの小説のあとで読みました)。
コミカライズではなく原作つき漫画が先で、小説が出たのがあとなんですね。こういうのはノベライズとは言わないのかな?
こちらには漫画に当たる表題作とその続編+攻視点のSSが収録されています。
とにかく、メインキャラクター2人があまりにもアホで読んでて疲れます。特に涼司(攻)。鹿住さんの高校生攻にはよくあるパターンですが、救いようがないほどアホで幼稚で底の浅い俺様。いやもう、何ひとついいところが感じられない、私の大キライなタイプ。
透(受)は、キャラクタータイプとしては悪くないんですが、涼司のどこがそんなにいいのかが理解不能で、その点で共感できないのでストーリーに入り込めないんですよね。透の抱える切なさはまあわかるんですが、大元が涼司だと思うとね~。
涼司のどこがそんなにいいのか・好きなのかがまったく読み手(少なくとも私)に伝わって来ないので、肝心の切なさに説得力が感じられないんですよ。ただ言葉で好き好き言われてもね~と、せっかくの切なさがなんとも薄っぺらく感じてしまう。
自業自得と言ってはあんまりでしょうか。涼司の所業が最低なのは言うまでもないですが、透が被害者だとは到底思えません。
透の悩みも苦しみも、結局は涼司に本気で逆らう気もなく流されただけだとしか思えなくてシラケてしまうんですよ。しかも、そこまでする価値のある男だとはまったく思えないから余計に。
鹿住さんの(高校生)アホ過ぎ攻の作品は、まあ相対的にそうならざるを得ないのか当て馬の方がずっといいんじゃないの?思ってしまうんですよね。
これも、透の先輩・柏崎がイイ男で、透に『なんで柏崎より涼司なんだよ!』と言いたくなります。いえ、だからと言って柏崎が私の好みかというとそうでもないんですが(表題作では特に、いかにも当て馬のためのキャラクターって感じで嘘くさいんですが、逆にその分『当て馬』としては素晴らしいとしか言いようがない)、涼司と比べたら誰だってマシだよ。
正直なところ、鹿住さんでは珍しい三人称(基本受一人称の作家さんなので。そして私はそれがものすごく苦手)という以外は、特別な思い入れはありません。
貴重な三人称だというのを除けば、内容としては鹿住さんの高校生もののパターンのひとつだと感じました。ただ、三人称だからいつもと雰囲気が違う気はするだけで。
作品としては文句言いつつも何度も読み返す程度には好きなんですが、読み返すたびに涼司にハラ立ってハラ立って・・・もう少し涼司が魅力的だったら、評価もまた変わったと思います。でもそうなったらもう別物か?
ただ、表題だけではなく続編でもまだ足りないと感じた涼司の透への想いが、涼司視点(一人称)のSS『俺にだって悩みがある』でようやく見えて来て(というかダダ漏れになって来て)、なんとかハッピーエンドに納得が行った気がします。ですから、漫画よりこちらの方が(ストーリーとしては)好きなんですよ。
トータルでは決してキライではないし(イヤ好きは好きなんだけど)、まあ面白いとは思うので『萌』にしましたが、所謂萌えがあるかはちょっと微妙だなあ。苛立ちは余るほどありますが。
読むたびになんとも複雑な気分にさせてくれる作品ではあります。好きだけど!
鹿住槇先生といえば、小生、実はヒカ碁二次創作のほうで読んでいたんですが。
商業誌の単行本はなんと初読みであることに気付いた次第です。
二次でもずいぶんじれったい展開だな~と思っていたんだが、
単行本…じれったい上にくっつくのかくっつかねーのかはっきりしろぃ!
と机をバンバン叩きたくなるわけですw
でも、それが青春なんだろうなぁと。
冒頭で「友達なのに欲情」っていういい加減さ(失礼)や
好きなのに好きと言えずに先輩とつきあってるふりしたり、
天秤にかけてぐるぐるしたり、まぁ、高校生ぐらいだと
毎日、「将来の夢」がコロコロ変わったり、好きが嫌いになったり
するぐらい日常チャメシですからして、そこんところにリアリティあります。
ただ、こういうのがシュミかっていったらまた別問題で、
正直言うと、「勝手にやってくれ」の領域ですね(笑)
また、文章表現からいうと、視点がコロコロ変わるので、
それが読みにくいといえば読みにくい。
Hシーンは薄め、とされますが、うーん、意外とそうでもなかった。
純愛路線でいくのかと思ったら、やることちゃんとやってますw
コミックス版が面白かったので原作も読んでみました。
穂波先生、凄いですね!ビックリするほど原作に忠実にコミック化されてます。
でも、コミックで表現しきれなかった細かい部分が分かって、
原作読んでよりこの作品が好きになりました。
「ヤバイ気持」の感想はコミック版に書いたので、こちらでは省きます。
「ヤバくて大変!」は、カップルになってからのその後のお話。
とにかく涼司の透に対する執着がすごい。
好きすぎて可愛がり過ぎて、透が体調崩してます(笑)
見かねた匡が涼司に忠告、涼司は反省して透に負担を掛けないよう努力するんですが・・・
それを透は「自分は涼司に飽きられた」と誤解して落ち込んでいた所に、
涼司と付き合っている事を糾弾する脅迫状まで受け取ります。
お互い本当に想い合ってるのに微妙にすれ違ってしまう所が、
なんかもどかしく、キュンキュン来ました!
涼司は柏崎にヤキモチ焼きながらも、本気で透が好きな事をしっかり告白。
「ヤバイ気持」の時は、ただの無節操なケダモノだった涼司。
コミック版の感想で、私も散々彼の悪口書いてますが、
この続編ではすっかりイイ男になってます。涼司の株急上昇↑↑↑(笑)
事件のお陰で、よりしっかり結びついた二人。
「俺にだって悩みがある」は涼司目線で、
本当に透を好きで好きで仕方がない涼司が、なんだか可愛かったです。
ラブラブなバカップルに、読んでいる私もニヤニヤが止まりません。
ところで、柏崎ファンの私としては、彼のスピンオフも読みたいですね。
「俺、おまえ見てるとなんか欲情する」と、ある日突然告げられた透(受)。
相手は透が密かに想いを抱いていた親友・涼司。
この涼司が鈍い。鈍すぎる!それが仇となって、一度透を失いそうになる涼司の喪失感がよく書かれていたと思います。
女の子と付き合ってるにもかかわらず、透を抱きたいと言ってくる涼司。なんでも、イク瞬間も一人でヤる時も女とヤってる時も、透の顔が浮かぶんだとか。
そんな涼司に押しきられる形で抱かれてしまった透。でもHシーンは悲愴な感じはありませんでした。むしろ涼司がすごく大事に透を抱いてるなと。透は泣いてましたが(T_T)
それからもズルズル身体だけ繋げて。疲れた透は別れを決意。あて馬役の先輩がカッコ良くて素敵でした☆彼も真剣に透を想っていたんだなぁと。
もう二度と寝ない、と透に告げられた涼司は物凄い喪失感に襲われたことでしょう。透を泣かせた分ちょっとは苦しむがいい(`∀´)
…で、すれ違っていた二人ですが最後はちゃんとハッピーエンド。両想いになれました☆
続編は涼司視点。透のことが可愛くて可愛くて可愛すぎて、メロメロの涼司がよかった☆
でも好きすぎて毎日透を抱いてしまうから、透は青い顔でフラフラ。ちょっと透がかわいそうです…
透の誕生日プレゼントを真剣に選ぶ涼司もポイントアップ☆プレゼントされた透もすごく嬉しそうでよかった(⌒∀⌒)
イラストも話にすごく合ってて、シャワー室で透の身体を洗う涼司とか素敵でした(≡∀≡)
漫画の方も手に取ってみようかなと思いました。
高校2年生。密かに想ってた親友から「お前見てると欲情する」と言われ、返事ができなかったら拗ねられ、試してみたいと駄々をこねられ…。
興味本位だったのに、だんだん好きになるパターンはよくある。それになかなか気付かないんだよなー。体だけの関係でも、遊びとかそんなふうに思いもつかず、でも言動が子供。気持ちが伴わない行為に受は辛くなって「好きな人ができたからもう寝ない」と言ってしまう。相手のどこが好きか、いつから好きか言わせて、ショック受けてるのに、それでもまだ気付かないんだよ~。ほんとにガキです。男同士でできるのに、恋愛できるとは思わない。純粋さが焦れったくてキュンとくる。
想いが通じあった後はバカップルです。あんなに節操なしで無神経だったのに、ベタ惚れのメロメロ。
挿絵も透明感があって綺麗です。
私がよく見てるBLレビュー系の某個人ブログで、学園もののオススメ作品として紹介されていたので、読んでみました。
めっっちゃ!胸キュン小説でした。心臓がおかしくなったのかしらと思うほど、キュンキュンキュンキュンしまくりました。
こういう王道の青春学園小説、大大大好きです。
主人公は高校生(受け)。素直でノホホンとした可愛いタイプです。同じクラスの親友(攻め)に恋してます。親友くんは俺様タイプ。
その親友くんから、「おまえ見てると欲情する」と言われてドッキリ。
と言いつつも親友くんは彼女を作り、主人公に、彼女としたセックスの話を平気で話したりしている。
で、そんなある日、試してみたいという親友くんに強引に迫られて、主人公は、流されるように親友くんに抱かれる。
身体を重ねても心が繋がっていないという苦しさに少しずつ耐えられなくなった主人公は、ついに「もう寝ない」という――。
ときめき100%小説です。
思春期ってこんな感じだった気がするなァと、甘酸っぱい気分になりました。
とっくに失われた私の青春を返してくれよと。そんな気分にもなりました。
あれ?
匿名になっちゃってる!
↓は私の書き込みです。
匿名さん
ひよこさんへ
この小説、ときめき度が半端ないですよねー。
私しかレビューしてないのが悲しいので、ひよこさんもいつかレビューしてください!
私、この小説で「鹿住槇さんいいなー」と思って色々読んでるんですが、まだこの小説を越える鹿住作品に巡りあってませんw
こんにちは、むつこさん。
先日はコメントありがとうございました。私も好きな作品にコメントさせていただきます。
これ、本当にヤバいくらい胸キュンですよね。無神経で鈍感でガキな攻が、後にメロメロになっていくのがよくって。そのメロメロ部分はマンガでは描かれていないので、小説のほうがお得でいいなあと思います。単純。
好きな作品がかぶるのって、それはむつこさんが私の10倍以上読んでるからだと思いますよ。がんばって追っかけますね。