お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
猫と雨がくれた、身体と心を熱くする恋物語
【※BL注意】
士峰学園高等部2年生の蓮川誓の家族は、10歳年上の兄と拾い猫のアクセル。
普段仕事で忙しい誓の兄はほとんど家に帰ってこないため、ほとんどがアクセルの二人きり(一人と一匹)。
賢い猫のアクセルは誓の仕事を邪魔することなく、誓の手の空いてる時には抜群のタイミングで寄り添っている。
ところがそんなアクセルがいなくなってしまった。
よくよく調べてみると、自室の窓が開いていた。
猫さらいの噂が立つ中、アクセルが全然見つからず、困り果てている中で、誓は東海という名の青年と出会う。
西崎という名のミステリアスな青年と二人暮らしであるという彼は、アクセルの名前の由来となった絵本の翻訳者で、猫にもとても詳しかった。
そんな彼のアドバイスを受けながら、誓は猫探しを続けるけれど、彼は西崎の私室に程近い場所で、アクセルにとてもよく似た猫を見つける。
西崎に疑いの目を向けながらも、東海には惹かれていく誓。
そんな中、街を探しているうちにアクセルそっくりの猫を見つけるが……
という話でした。
何もかもが優しくて、とてもあったかい小説でした。
最後にちょっとだけ、誓は痛い目にあったりもしたのだけれど、誓は最後まで誓で、まっすぐで、いい子でした。
キレイなステキな物語を読みたい人にはオススメします。