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fuji koiuta
水野家嫡男でありながら、ふらふらとしている水野帯刀は実は幕府の隠密。
ある時、幕府の依頼で働いていた部下が任務から戻ってこず、帯刀自らがその屋敷に赴く事に。
そこにはその事件の鍵を握る美少年で当主の弟(本当は従兄弟)の縫之介がいた――。
事件絡みで出会った二人、最初の交わりは無理矢理だったのですが段々とお互いの事情が分かるにつれ、気持ちも通じ合っていきます。
縫之介は、生まれも複雑で色々と辛い事などあり、そんな縫之介の寂しい心を豪放磊落な帯刀が癒してくれる辺りがポイントではないかと。
恋愛だけでなく、事件などもあり、また脇の帯刀の部下たちも中々味のある人たちばかりで大変楽しく読めました。
個人的に日本史ものが大好きなので、また続きなどあったら嬉しいなと思うのですが、BLではあんまり時代ものって好かれないのでしょうかね?