お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
tsuki wo daita
夜光花さん・・・デビュー作から素晴らしいです!!!
直樹(受け)はある事故をきっかけに了(攻め)に対し罪の意識をもつようになり、つらい毎日をすごす。
そんなことを知らない了は直樹に告白。
負い目から、断れない直樹は付き合うことに。
しかしついに耐えきれなくなったため逃げるように了の前から姿をくらました・・・。
それから4年後、偶然再会してしまったため、今度こそ逃がさないとでも言うように(実際言ってますが 笑)直樹を強く束縛します。 萌え!!
直樹の隠す秘密とは何なのか・・・読み応えのある作品ですよ♪♪
エッチ:★★★★★ 夜光花さん特有の濃いH。また裏表紙のHしてるイラスト・・・すごく好きです!! 執着度かなり高いです♪♪
夜光花先生の初めて読んだ作品です!そしてたまたまデビュー作でした!
この本で夜光花先生に魅了されてここからすっかり先生の大大大ファンに…!
もうこの話は攻が受の事をずっと思ってるのが本当に最高です!執着!!
受から連絡くるようにあえて引っ越ししなかったり、やっと会えたときについ叩いちゃう所とか…妹さんに嫉妬する所とか…本当に読んでてこんなにも好きなシチュエーションがつまった本があるんだ…とキュンキュントキメキがとまりませんでした。
何回も読み返しております!最高です!
幼いころの罪の意識で素直になり切れない直樹が、執着強めな了くんに後ろめたさを感じながらイチャイチャするのがとてもセクシーでした。了が嫉妬してちょっときつめに直樹を乱暴に抱くシーンに興奮しました。無意識で了を拒み切れないでいる直樹…ドキドキします。
儚げな直樹が罪の意識を抱きながら了に惹かれていくのが非常にドキドキしました!クライマックスで山に入るシーンは感情移入して読んでいて、最後は涙が溢れてきました。
攻めがとても理想な性格でした!優しくて穏やかそうなのに、一途で良い意味でとてもしつこくて(笑)かと思えば激しい一面もあってときめきました。
そしてそれ以上にお話の展開の仕方が上手く、このあと一体どうなってしまうのか?これは、あのことと関係があるのか?と、ハラハラしながら読めました。とても好きなお話でした。
--(以下ネタバレ・感想を含みます)--
話は受け・直樹の視点になります。彼は小さい頃から人付き合いが苦手で、人から言わせると掴みどころがなく、どこかにふら~っと消えてしまいそうな放っておけない感じの人です。
いつも直樹はどこかへ逃げたしたくなる癖があり、それは「ある出来事」が関係していて、自分が何かに夢中になったり・楽しむことが許されないと感じてる気がします。
そして彼の幼馴染の攻め・了は、明るく周囲と上手くやれる人で、いつも直樹を気にかけ側にいてくれます。そんな了に告白されて付き合うことになるのですが、直樹は了との関係が深く長くなればなるほど、苦しくなり、大学時代に遂に自分の家族にも誰にも告げず逃げ出します。
それから4年偶然、攻めの了に出会う直樹。初めは怒りを見せる了ですが、すぐに穏やかに優しくなり、「本当は俺の元を去った理由を知りたい。でも問い詰めたらお前はいなくなるかもしれない。それだけは嫌だ。」「何も言わないから、俺のことを嫌いじゃないなら傍に居て欲しい」と苦しそうに、縋るように告白する了。
そんな姿を見て直樹は思い悩みますが・・・どうであれ、昔から自分は了の言うことは絶対に逆らえない理由がある。了と、再び関係を持ちそうになりますが「ある出来事」が関係して、また姿を消すことに。了は今まで抑えていたものが爆発したかのように激昂し、無理やり直樹を抱きます。
特にぶわっと来たシーンが実家に戻ることになった直樹と両親のやりとりです。
突然何も言わずに失踪し、また突然帰って来た直樹。子どもの頃は、親は過干渉気味で重く感じていて、何を言われるだろうと思っていたら、両親は責めることはせず。
戻ってきたことが、ただただ嬉しくて、直樹の好きな料理をたくさん作る母親。夜中にそっとノックをして、直樹の存在を夢ではないと確認したいと言う姿。これから起こることを想像すると余計に切なく、また親という存在の暖かさに泣きたくなりました。
隠しておきたいあの出来事、自分を責め続ける直樹、必死に追いかけて何に怯えているのか、直樹の真意を知りたい了。子どもの頃の思い出と了の妹の百合。
途中で決定的な部分がわかりますが、その中でさまざまな思いが交差し、全てがわかったあと、最後にみんなが選んだ道は・・・?この流れが私的に絶妙でラストの挿絵が、また話を綺麗にまとめた一枚になっており、読み終わった後の切なさの余韻が素敵でした。
個人的に妹の百合がすごく好きでした。人間味溢れたというか酷いようで、繊細で、優しいようで・・・こう書くと他のメンバーも皆、繊細だったり不器用だったり、勝手な部分があったり。そういう意味ではどのキャラクターにも感情移入がしやすく、読みやすかったです。
夜光花さん…これがデビュー作とは恐るべし!
誰にも何も告げずに姿を消した直樹(受)が、かつての恋人:了(攻)と再会してしまう偶然から始まります。
了は変わらない恋情をぶつけ直樹も躊躇いつつ流されるように交流を保ちますが、ある日、直樹たちの故郷で自然保護運動がおきていることを知ります。
直樹が了から逃げ出す原因となった『秘密』を抱えた山。
直樹は再び了のもとから姿を消そうとします…というミステリー仕立てなんですが、直樹目線なので『悪夢』っぽい味わいでした。
序盤から度々、差し挟まれるイメージヒントによって『秘密』は何となく予想できてしまいます。
でも、直樹の心情で展開されるので強迫に近い不安がちらつかされて、了同様に、すぐそこにある『秘密』と直樹の苦しみに手が届かないもどかしさに焦れるー!
了がとてもイイ男に描かれています。
突然、理由もわからず大切な人に姿を消されるという残酷な経験を抱えつつ直樹を理解しようとする。
確信はないけれど直樹の態度に『何か』を感じる洞察力、無理強いをしない思慮深さを備えていますが、ただ懐の深い男ではなく、また訪れるかもしれない理不尽な喪失を恐れて独占欲に任せ抑圧的な態度をとったりします。
再度、置き去りをくらった時には暴力的に直樹を軟禁してエロく苛めるし!
完璧な男じゃない、さじ加減がいいんですよー!
中盤、直樹は自分の心の迷路に分け入っていくように全ての『始まり』となった山へ向かいます。
タイミングが合わず思い通りに事が進まない直樹の息苦しさと焦燥感が積み重なって駆り立てられるように読むスピードも上がります。
そして罪悪と贖罪の混沌の果てに明かされる真実…は呆気ない(笑)
うん、そうだと思ってたよー。みたいな。
ここまで憎々しげだった了の妹も、あっさり印象を変えます。
筋立てにも少々、無理があります。
真相が当事者に近い立場だった直樹の耳に入らないわけないよな、とか。
そういう突っ込みどころも含めて楽しめました!
直樹も初めは罪悪感から了の想いを拒めなかったように描かれていますが、それだけで続けられるものではないですよね?
誰よりも嫌われたくなかった了への想いこそが直樹が掘り起こした『秘密』で、それを手にしてからのふたりは甘々で嬉しかった~。
全体通して濡れ場、多し、軟禁エッチは長かったw
タイトルだけが腑に落ちなかった…どうしてこのタイトル?
サスペンス調というか、内に籠った受けがトラウマとして残る過去をどう決着を付けるかに引き込まれた。
子供の頃の明かせない罪の意識にさいなまれ、了の事が好きでいながらも思い詰めた挙句、逃げ出した直樹。
逃げ回っていても心が晴れる事のないまま暮らしていた所に、偶然にも了とまさかの再会を果たしてしまう。
直樹としては了の好意を受け止めたいのに、心を開いていないまま抱かれているせいで何だか痛々しい。
段々と自身が抱えている秘密がばれる事の恐れが大きくなっていき、自らを追い詰めていく切羽詰まった描写が見事だ。
一方の了は、十代の頃から好きだった直樹と恋人になれたと思っていたのに、突然姿を消されたせいで再び居なくなってしまうような不安が消えない、いっそのこと直樹を自分の元に閉じ込めたいとまで思わせる気持ちが充分に伝わる。
この話が合うかどうかは、読んだ人が登場人物の負の感情を受け入れられるかどうかによるかも知れない。
話は受けの行動を追う形で進行していくが、攻め側の受けに対する一途さにも充分感情移入できる。
執着攻めで危ないというよりも、『受けを愛するが故にひたすら一途に想い続ける』というのが書かれた秀逸作でもあると思う。
これが私にとって初の商業BL小説本です。
はじめて買うということで内容やレビューや(古本購入でしたので)値段を吟味し、こちらを購入しました。
いやー、これを機に商業作品に手を出しはじめてしまいました。
そしてこの作品が夜光花先生のデビュー作とはすごい…!!!なぜ直樹が了のもとを逃げ出したのか…それが最後で明らかになるのですが、魅せ方がうまいです。
ハラハラあり、ドキドキあり、キュンキュンあり♪
麻生海先生の表紙と裏表紙がエロく、かわいいvvvv
内容忘れたなぁ~と思って再読したのですが、結末だけはしっかり覚えていました、どうも私です。
このお話は高校、大学と付き合っていた二人が別れて社会人となったところからのスタートの再会もの。
初めから攻めの執着がすごいです。
学生の頃からグイグイきます。
そしてそれを手放しに喜べない受けには秘密があるようで、常に何かに怯えています。
それが原因で、大学時代に突然攻めの元から姿を消した受け。
普通の恋になれない、一癖も二癖もある夜光花先生の作品。
これはネタバレなしで是非読んでほしいです。
受けの逃亡後から始まるお話が好きな方にオススメです!
遅ればせながら、夜光さんの初文庫本であるこの作品を読みました。
ひーえー、うま過ぎではありませんか?
最初から夜光さんは!サスペンスちっくな作品がお得意だったんですね。
受けは花屋でバイトをする直樹、24歳。
ぼんやりとした大人しいタイプで、過去に重い罪を背負っています。
攻めの了は、真っ直ぐで一途な青年。
外見も人を惹きつける魅力が溢れています。
ふたりは幼い頃からの友達。
高校時代に了が直樹へ告白した時、子供の頃の出来事の罪悪感から了承してしまった直樹。
そんなこととは梅雨知らず、大学へ進んでも直樹だけを愛した了から、直樹は逃げ出すように大学を辞め、家族にも了にも行き先を告げず姿を消しました。
そうして四年経った頃、偶然、了と再会してしまいます。
了の熱は冷めておらず、それに翻弄されつつも直樹は再び罪悪感にさいなまれます。
再会した時の了の感情の激しさはひじょうにリアルで、そこからこの作品に引っ張り込まれた感じでした。
「この攻め(受け)は嫌だな」とかは、この作品ではわたしは感じることがなく、一気に読むことが出来ました。
夜光さんの作品によく出て来るヤンデレな攻めと言えばそうなんですが、了の場合は行動に納得出来る部分が多く、嫌な感じがしなかったんですよね。
子供の頃の事件のラストはあっけないとも言えますが、それでも面白かったです。
夜光さんのデビュー作品!
執着攻めといいサスペンス調のストーリーといい、まさに夜光さんの原点だと思いました。
直樹はある罪を背負っていて、そのせいで友人の了の言うことには逆らえませんでした。
なので了に告白されても断れず、そのまま二人は付き合うようになるのですが、直樹は己の罪が了にバレてしまうのが怖く、了から逃げます。
しかし四年経って偶然了に会ってしまい、昔と変わらず直樹を愛し続けている了を目の当たりにしてしまいます。
この直樹が抱えている「罪」というのが重要ですね。
そのせいで了から逃げてきたし、了を受け入れ愛することもできなかった。
この罪がなんなのかはここでは言いませんけどね~(´∀`)w
最後の方は直樹がおかしくなっちゃってドキドキしながら読んでました。
でも人間ってきっとああなっちゃうんだろうなあと。その辺の描写はリアルでした。
了はいい執着攻めで^^
直樹は罪のせいで了から逃げていますが、了はそれを知らないんで、なんで俺から逃げるんだと激怒。
ついに何度も逃げようとする直樹が信じられないと、直樹の腕を縛って強姦まがいのことしてましたからね(^_^;)
エロは多め。さすが夜光さんw乳首責めいいですねーw嫌がっても乳首いじられて感じてしまう直樹萌え。
最後はもちろんハッピーエンドで、直樹が抱えている罪の真実もわかります。
よかったよかったー。
綺麗に終わってこれから二人が幸せになる姿が目に浮かびます(*^_^*)
挿し絵は麻生さんだったんですが、麻生さん好きなんで最後に漫画が載ってたのは嬉しかったです!