お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
糺神社の跡継ぎ、桐沢遼と、宮司に従い守る一族の長・崇島とのお話。
ちょっとした時代錯誤系のファンタジーですね。
遼と崇島は昔から決められた掟により特別な関係を結ぶ事になっていて……というような話。
あらすじには書いてなかったんですが、実は、遼には兄が一人居て、元々跡継ぎはその兄で、だから当然、崇島と特別な関係を持っていたのもその兄だった……というような裏があって。
遼が崇島を兄から奪ってしまった形になり、ますます遼を苦悩させてしまっている……と。
多分、言っちゃいけないと思うんですけど、この環境下で今までどうやって、跡継ぎを残してきたの……? とか、いろいろ思うんですよね。
本当はそこは、気付かないふりで無視をするところなんだと思うんですけど……。
割と設定を楽しむ話なんだと思うんですけど、ちょっと最後まで崇島の本心がわかりにくかったのが、個人的にはうーん……かも、しれません。
いや、最後にはちゃんと言葉にしてるんですけど、だからと言って本当は遼の兄の事をどう思ってたのか……? とか、いろいろ考えちゃうんですよね。
余計なお世話でしょうけど(苦笑)。
結局は、崇島が二度おいしいだけの話なんじゃ……? と、うがった見方をしてしまったり……。
多分、これは設定を楽しむ話なんだろうなー……とちょっと思いました。
悪くはないんですけど、個人的にはそんな好きな話じゃなかったかなー……と、思います。