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kin no kusari ga shihaisuru
桜木さんの小説にしては、珍しくエロエロでした。
といっても本人比なので、BL小説としては、ごくごくフツーのエロさですw
面白かったです。
主人公は専門学校の講師。
生徒に秘密を握られ、脅されて、カラダの関係を持つようになる。
そのうちに、お互いに恋心が芽生えてくる。
よくある展開ですが、少しずつ少しずつ近づいていく心が、上手く描かれていました。
生徒の嫉妬やツンデレっぷりに萌えました。性格の悪い年下攻めのツンデレは最高ですね。
難は、生徒の母子関係に感じました。
綺麗事を書いてる感じで、中途半端な印象でした。
いっそ鬼畜母にするか、登場させないほうが良かった気がする。
悪ぶった生徒×優しい先生。
親友への恋心をタテに関係を強要されるとか、まあBL的にはよくある展開かと。
ただどうしても一つ気になるのが、なんで舞台が専門学校なのかという点。
どうして高校じゃダメだったんだろう。その方がより生徒×先生っぽくて個人的には萌えるんですが。
愛されなかった子供とお人好しな大人。
この構図は嫌いじゃないけれど、各務の優等生すぎる発言にはちょくちょくイラっとさせられました。
最後の方もちょっと色々きれい事かなーという気がしてしまった。