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godfather ni no wa ienai
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映画「ゴッドファーザー」を見ていたらなお楽しめますが、知らなくても全く問題ありません。
潔癖症のヴィンセントが、唯一触れることができる相手が恭一だということで、ヴィンセントの弱味と見られた恭一は心ならずもチャイニーズ・マフィア達に狙われてしまいます。ヴィンセントに匿われた恭一は、そこで彼に抱かれてしまい…。
ヴィンセントは初対面から恭一だけは何故か大丈夫で、恭一は「神からの授かりもの」だと言いますが、単に一目惚れだっただけじゃないかと思っています(笑)恭一の方は、抗ったけれど押され流され、ヴィンセントの優しさに触れて落ちたという感じです。
ヴィンセントは強引な面もありますが、バラを贈って督促しつつも、恭一の意思を尊重して3か月以上も待つこともできる男で、好感が持てます。
恭一の姉、ヴィンセントの部下のイアン、FBIと名乗るロバートなど、サブキャラが話を引っ張り、あれよあれよという間に最後まで読んでしまったという感じです。舞台もイタリア、アメリカ、日本、中国と移動します。
マフィアなので、殺すという言葉はたくさん出てきますが、実際に詳細な酷い場面はそう出てきません。全体的にコミカルな雰囲気です。
大人なイタリア男の攻め、巻き込まれ系の話が好きな方にお勧めします。