あらすじ
絶大なる権力を誇る桐秀学院生徒会長・尾上臣・そして臣の片腕として、最大級の信頼を得ている深見雅彦。
互いに認め合い、協力し合うふたりの結束は固かった。
しかし、臣を会長の座からひきずりおろそうと画策する教頭は、アメリカ帰りの編入生・院堂信也を次期生徒会長選挙に立候補させようとし、雅彦に協力を要請する。
それを一度は断つた雅彦だが、臣にいきなり唇を奪われたことで混乱し、院堂への協力をほのめかす。
齟齬を生じる臣と雅彦の関係。
一方、雅彦に憧れを抱いていた院堂は、選挙に協力してもらうだけではもの足りず、雅彦を強引に自分のものにしようとして、襲いかかる―。