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美しい背中は天然記念物
高月さんお得意のラブコメフェチものです。
今回は元ヤクザの美背中ものです。見たものを虜にする天然記念物の美背中っていったい・・・。と思ってたけど、さすがラブコメ。最後まで楽しく読めました。
「悪いな。ゲイと下品は俺の個性だ」と堂々と言い切る攻めの馬鹿っぷりと、さわられると腰砕けになる美背中を持つ天然・純情ぼけの受けが、たまらなく笑えます。でもかわいいカップルです。
お互いの家は、元ヤクザ。攻めの家は建設会社、受けの家はレンタルビデオ屋。登場人物のほとんどがヤクザばかりなのに、どこにもシリアスさもヤクザらしさもないほのぼのした作品です。
特にこの美背中はあまりの美しさに先代組長から「目垢、手垢がつくから絶対に他人には見せるな、触れさせるな」という遺言を忠実に守っている遼一。この美背中をめぐって事件が起きるのですが、これがまた・・・。事件というほどの要素はなく、全ての登場人物がコメディにしか見えません。
でもエッチシーンだけは、コメディではなく、ふつうでした。ここだけは、真面目に読んでました。
でも、この作品をさらに引き立てているのが、遼一の親代わりでもある源一郎とクラブ「天国の門」のママの存在。むしろこの２人がいたからこそ二人はラブな関係になれたのでしょう。
ぜひ拝見したい美背中
～フェチってどんなにおバカなこと言ってもこだわりだから！ですんでしまうところがいいですね。
コメディものです。
美背中と銘々されるほどのカッコイイお兄さんとそんな彼にぞっこんＬＯＶEで変態なお兄さんのお話です。
元ヤクザ愉快な仲間たちと生活する主人公の世界がちょっと世間ずれしてるのが楽しいです。
突っ込みどころ多し、真面目に読むものではありません（笑）
次々と事件？に巻き込まれ快楽に流されがちな主人公ですが、心だけはなかなか頑丈で攻めのラブ攻撃になかなか堕ちません。
サクッとエロ楽しいものを読みたい気分の時どうぞ
