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kiss to tejo
たけうちさん作品の中では完成度低いです。
いつもの如く、少し変わった登場人物が登場して楽しませてはくれるんですがメインの事件が弱いのとなんか訳わからん内に終ってた、くっついてたって感じ。
いつもの不条理さが、むしろトンチキになっちゃってます。
漣[攻]は今まで恋とは無縁な男の方が設定が生きた気がします。
いちいち鉄だの部品だのに例えるのはおもろいんで、いっそ人間味を知らない天然男と、少し変わった子供を教えるのに慣れている特設教室教師[受]との出会いの方が良かったかなあ。
謎組織の設定も生きてないのでこれもいっそ全く関係無い組織に何も知らない2人がかっさわれて出会った方が~~~。
たけうちさんの良さが悪い方向に回った感ありな作品。
萌か中立か~~~うーん中立かなあ。
何でも部品に例える漣のエロがちょっとおもろかった。
椎名の意志が最後まで自分には分かりませんでした……ざまあな展開になるんだとばかり思ってたんだけどな。
3億用意する辺り、やっぱ根は悪いヤツじゃないのだなー。
犯罪は起きるけど根っからの悪人はいないというそんな事件とヘンテコな恋愛。
初読みの作家さんでしたが、物語の世界に入り込めなかったです。
コミカルなプチサスペンスものです。
主人公は不登校児を集めた学校で働く先生(受け)。
友人に頼まれて宝石入りのカバンを運ぶ最中、窃盗団にカバンごと拉致されてしまいます。カバンと手首を手錠で繋いでたもんで。
この窃盗団は、正義の味方みたいな窃盗団という設定です。窃盗の目的は、麻薬を買い付けて海に放棄するためなのだ。
で、受けの手錠をはずすために、製造工場で働く職人(攻め)がやってくる。
特殊なカバンと手錠のため、外すまで長い時間がかかるんですが、二人きりで過ごすうちに恋が芽生えて――。
なんか、全体的に浅かったです。
恋が芽生える過程も、窃盗団の正義の論理も、教師についての考えかたも。
コミカルな部分でもいまいち笑えなかった。