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先生攻めで生徒受けです。
受けの父親が経営する店にやってきたプラモオタクな男が、受けの学校に臨時でやってきた講師だった。
先生の立場でありながら、遠慮なく受けにキスしたり口説いたりする攻め。
個人的には、先生はもうちょい抑制的なほうが好きです。先生攻めで生徒受けなカップルって、プチ禁忌感が萌える。つまり、隠そうと必死になってコソコソしてるほうが私は好きなんですよね。
で、最初は戸惑っていた受けも、だんだん先生に惹かれていく。
綺麗にまとまったいいお話だなとは思ったんですが、なんか物足りなかったです。
冒頭から中盤にかけては面白いんだけど、後半で予想ぴったりなストーリー展開になる。冒頭から中盤にかけて蓄えてたワクワクドキドキが少しずつ目減りして、読み終えるころにはなくなっちゃうんですよね。佐々木禎子さんのお話はこのパターンが多いので、いつも「あとヒトヒネリがあればなァ…」と思ってしまいます。
あと穂波ゆきねさんのイラストはすごく良かったです。