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『ハート・サウンド』シリーズ3冊目でシリーズ最終巻です。
前作が終わった直後、ニューヨークのシーンから始まっています。
もし読まれるならシリーズ1巻目の『ハート・サウンド』から読まれることをお薦めします。
この作品がシリーズのラストなのですが、個人的には3冊中一番萌え度が低かったです。
主人公の一人、宝は控えめで健気な所がいいのですが、今回はそれが裏目に出たかなと思いました。
シリーズ当初から実力があると言われ続け、2巻ではヘルモードの新作にも参加しメンバーにも気に入られたというのに、未だに自分に自信がなくて、今回のお話でもヘルモード加入の誘いを受けながらスイがいるという理由で断り続けます。
なぜスイがいるからダメなのかということは後で明かされるのですが、個人的には「は?」と思う理由でした…(汗)。
今回の宝はヘタレすぎて共感できず、萌を感じるところがほとんどなかったのが残念でした。
スイは相変わらずクールで男前なのですが、今回は宝に対する態度が少しクールすぎた印象でした。
恋人同士なのに遠慮がちな距離の空け方がもどかしかったです。
隠れた地雷か。
「ラブ・ライズ」って、ほぉ~往年の伝説的バンド、VOWWOWの曲とタイトル同じ、
ってところに惹かれて買ってみましたよ。
しかし、ページをめくるごとにストレスたまるのはなぜだ!?
序盤はニューヨーク、なのにニューヨークの空気感や情景がまるっと抜けてマス。
基本的に会話で進行するタイプの作品ですが、あまりに凡庸というか、言葉が軽すぎる。
題材的に3人で音楽バンドやってるモノなんですが、彼らがどういう音楽性持ってるかも
さっぱりまるっきりわからない。トランス系か?いや、フランプールみたいなやつ?
まさかのヴィジュアル系ですか?
登場人物それぞれの基本的なキャラクターはかろうじて読み取れるが、それぞれが
どういう喜怒哀楽を持ってからみあっていくのかがナイー。
だいたい主人公が業界人としても恋人としてもナイーブすぎて勝手にしてくれwになるんだなぁ。
恋愛でも仕事でもサクセス・ストーリーを追っていくのはいいとして、
いろんな意味で説明不足すぎる。音楽雑誌のインタビュー記事以下。