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おばかちんでアホの子受けが好きなせいか、なんだか好きな話です。
でも人には勧められない(苦笑)
天然ボケ、アホの子、そんな子を微笑ましく見てしまう攻めが許せる人だったら、楽しめるかもしれません。わたしは楽しかった。
個人的にはこの話好きなんですが、うーん作品的にはやっぱ中立かなー。
覚[受]はドジだけど癒し系のぽやぽやした薬品会社の営業マン、失敗多いし要領悪くて使いっ走りばっかされてるけど課では仕事は出来ないけど癒し系としてそれなりに愛されてます。
その会社の警備員が聖人[攻]、彼は警備員以外にも12種類のバイトを掛け持ちして起きている時間のほとんどを働くという働きモノであり倹約家でドケチ。
尤も借金があるとかそういう訳ではなく彼を育てた祖母のドケチ教育の賜。
そして彼も少々常識離れしてて天然です。
天然攻と天然受同士ですがお互いに一目惚れ状態、そこに覚の上司と聖人の祖母が絡んできて話は進みます。
全体的に話はライトで、女子社員達も上司と覚がラブ関係疑惑が出ても特に騒ぐ事なくむしろ祝福ムードとそんな感じのリーマン物なので軽い感じで読めます。
ウサギにも似ているという癒し系で抜けてる覚は可愛いし、聖人もなかなかいい味出してるんですが、どうもそのライトコメディが空周りしてるのでそこはにんともかんとも。
最後のオチもイマイチすっきりしませんでした。
柴犬のくだりも生き物を出しに使うのはちょっとなあ。
存在感の多い祖母さんにもノリきれなかったってのもあります。
好きなんだけど作品としてはなーーって訳で中立。
挿絵の陸裕さんの絵柄は良い感じに甘くて、丸みを帯びた柔らかな線で描かれる人物は好み。特に覚がひじょーにかわゆかったです。