きわどい賭

きたざわさんらし過ぎる設定・キャラクターのシリーズ1作目。

きたざわさんでは、結構好きなシリーズの1作目です。もういかにもきたざわさんらしい、ちょっと悪い大人と健気な少年の年の差もの。

ちょっと特殊な架空の職業（資格）が出てきたりしますが、そこはあまり気にしなくても大丈夫です。そういう設定なのね～と心の片隅に留めておく程度でＯＫ。

朝比奈（攻）がちょっと胡散臭いんですね。怪しいという意味ではなく。いえ、怪しいと言えば怪しいんですけどね。う～ん、どちらかというとでき過ぎというか・・・人間性ではなく、スペックというのかな。

だからと言って、朝比奈は決して完璧ではありません。ダメなんですが、そのダメさ加減がちょっと私の好みの方向と違ったんです。ただ、確かに好みのタイプとは言い難いんですが、それでも朝比奈はイヤではないですね。

双葉（受）は、ただ健気なだけじゃなくて、結構強気なところもあって、きたざわさんの年下受にしてはしっかりしてたかな（比較的）。まあ考えなしではあるんですが、動機からして納得もできます。双葉は可愛くて好きですね。

でも、ＣＰとしてはいつも通り、ずっと年上の朝比奈が双葉にべた惚れで可愛がってて（たまに意地悪プレイで？）、安心して読めます。まあその分、意外性もないんですが。

しかし、私はメインＣＰもいいんですが、それ以上に脇の（朝比奈の部下の）布施と穂村が大好きなんですよ。 こちらでは、まだ思わせぶりに脇をうろついているだけなんですけどね。