ブライトン・ロック! 2

brighton rock

ブライトン・ロック! 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
8
評価数
3
平均
3 / 5
神率
0%
著者
椹野道流 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
宮本イヌマル 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784576031729

あらすじ

イギリスの港町、ブライトンで地元の大学生・ジェレミーと出会った留学生の航洋。心の傷を受け止め合い結ばれた二人は、航洋の住むフラットで「家族」として暮らしはじめる。ところがある日、航洋を手ひどくフッた元カノ・ナツメがロンドンにやってくる。強気なナツメは航洋を呼び出し、ヨリを戻したいと迫るのだが…。美術品の修復を学び、将来もその仕事で身を立てていこうとしているジェレミーと、いずれは日本へ帰らなければならず医者への道も自ら断ってしまった航洋。必ず訪れる離ればなれの日々を思いながら、たった二人の小さな「家族」が送るあたたかでかけがえのない日々は―。書き下ろしはご馳走満載、ジェレミー大張りきりのクリスマス編。

(「BOOK」データベースより)

表題作ブライトン・ロック! 2

大学生
語学留学生中の医大生

その他の収録作品

  • A Happy Christmas to You!
  • あとがき

レビュー投稿数2

続きは?

ようやく落ち着いた、二人の愛の暮らしに、日本から嵐がやってきて、、

二人で、本当に生涯を共にしたいのならば、ただ、このまま、ここで暮らしていてもなんの展望も解決もない。
本当にお互いが運命の相手ならば、一時離れても、必ずまた会えるはず。
たとえ離れても、運命ならばまた出会える。
ガイフォークスの炎のクライマックス。
思い出作りの、イギリスのクリスマス(のごちそう)。

椹野先生の作品にしては最初からエロ多めで始まったこの本。
続く展開での決心がつらい物だからこその甘い甘い冒頭シーン。
この作品って、この続きがあってこそのお話だと思うので、今更だけど、1,2巻と同人誌で出されたらしい再会編を1冊にしてイラストも換えて新装版にならないかしら。
今だからこそ、こういう基本的なBL小説が読まれてほしいな。

0

ここで終わりじゃあんまりでしょう!

私のかなりダメなタイプのラストでした(続きがあるなら別ですよ)。いわば『今後は想像にお任せします』に近い感じ?余韻があっていいと思える方もいるでしょうが、私は無理なんです。はっきりさせてほしいんだよ!その点で『萌×2』にはできませんでした。

遠い将来まではとりあえず望まないから、せめてコヨが帰国した後のストーリーも、ほんの少しでいいから入れて欲しかったですね。未来への希望につながるような。
なんかこれじゃ、(穿った見方をすれば)帰国したらそのまま消滅~でも全然違和感ないですよ。そういう目で見れば、コヨが帰国を決断したあとは、すべてがいかにも『別れ(距離だけじゃなく)の前に』って解釈もできるような感じだったし。

いやもう、2巻分楽しんで読んだだけにガックリきました。キャラクターもストーリーも結構好きなんだけどな~。
これ、当時は続刊・続編構想があったんだと思うんですよ(少なくとも作家さんの中には)。あとがきで『続きを書くのがいつになるかはわかりませんが・・・』と言われてますし、『完結』って印象はなかったですね。でなきゃこの終わり方は酷いよ。ハッピーエンド大好きな椹野さんとは思えません。

まあ、同人では続き(?)が出てるのは知ってるんですけどね。それも文庫が出て結構経ってからですし、『もう商業では無理』だからそうしたのかなあ。
『らぶらぶ後日談』や『番外編』なら、いくらでも同人でやってくださっていいんですが、明らかに『続編』だとしたら、ぜひ商業で出して欲しいです。もう10年近く経ってるから無理ですかねぇ・・・

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