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kuchibiru ni gin no dangan
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
BLというより、仕事部分が面白くて、つい読み進めちゃって。
現実はそんなにうまくバグ見つからないよとか、完璧なソフトなんて言える受けが凄すぎる!とか思いながら読んでました。
木内のプログラマに対する地位の低さとか、そう思っている人も多いんだろうなとか。実際、バグ仕込む人いるしねぇ。
で、Loveなお話の方は、澤村が典型的な遊び人で、それが水嶋との関係で「改心」してしまうというパターンの王道。でも、澤村の変り具合というか、カワイイと思ってしまいました。木内を殴っちゃうとこなんて、魅せ場ですよね。
試作ゲームをするところも、主人公を受けの名前、村の名前を「さわ」にしちゃうとこなんて、小学生の好きな相手を…に近くて、自分も作中で言ってるけど、可愛らしい。このギャップが萌かな。
なんてことはないストーリーかもなんですが、読み進めさせられるお話でした。続編があるようなので、そちらも読んでみます。
受が可哀想になるくらい!
女好きで傲慢で、自分本位。
そのくせ仕事は出来てテクニシャン。
作者の秀さんもあとがきで書いておられましたが、
嫌な男なんです!w
そしてそんな澤村に振り回される、
水嶋が、また耐える受けなんです!
シチュエーション的には、
私は余り好きでは無いパターンなのですが、
これも秀さんの腕なのでしょうか、
なんだかんだと最後まできっちり読破。
お仕事描写に引きずられ、
普通にドラマでも見ているような感じで。
物語は終始攻視点で語られるので、
水嶋視点で描かれていたら
また違った感想になったかも。
ドラマCDから原作に来られた方も多いようなので、
ちょっと聞いてみたいかも。
遊佐さんの水嶋……なんかハマりすぎてそう。
私的にはいまいちBL萌えしなかったので、
評価は「萌」
でも、二人のその後は大いに気になるので、
続きも読みますよ!
なぜか無性に傲岸不遜なキャラの出てくる小説が読みたくなり、手当たり次第に検索して俺様キャラの描写が凄いとのふれこみだったので手に取りました、
以下、続編「くるぶし~」とあわせての感想。
うーん、文章はしっかりしてるし、ゲーム業界のことも調べられてはいるんだろうけど、キャラに全く感情移入できなかった。
受けにノンケ男を転ばせるほどの魅力を感じられなかった。
逆に作者後書きですら「人でなし」といわれてる攻めがそこまで非常識な人間にも思えず。
単に水商売の女相手に派手に遊ぶことのなにが人でなしなの?
素人相手に何股もかけてるとかレイプまがいの非合意セックスの常習犯とかでもなし。
ゲイの男に惚れられて、断るでもなく受け入れるでもなく中途半端にあしらってるのがひどいってこと?
そんなの、大の大人なんだから辛いなら自分から関係を絶てば良いだけ。
少なくともそんなジメジメした性格の男が、恋愛でも友情でも男を引きつけることはないと思う。
他レビューを見ると攻めが受けの制作したゲームの一場面を見て受けの心情を察して云々というシーン、名シーン扱いなんだろうけど私には「今まで軽んじていた相手に違う感情を抱くようになる」というノルマを記号的にぶちこみ、ただ言葉で説明しているだけにしか見えなかった。
女しかだめな完全ノンケが、三十路おっさん相手にためらいなくBができるのには違和感しかないし、最後にCにいけるほどになるまでの心情変化に至っては、まったく説得力を感じられなかった。
このようにまずBLとしても個人的にはアウトなのだが、さらにアウトなのがゲームに関する描写。
ゲームのことは全く知らないけど、作中に登場するゲームは現実に存在する作品をそのまま流用したものらしい。
内容は「どうぶつの森」でタイトルは「ぼくらのなつやすみ」で、それだけならまだ目をつぶるんだけど「ぼくらのおやすみ」なんていう意味不明なタイトルに改変したあげくにユニークな内容だとか制作者(受け)は天才だとか…氷点下レベルの寒さ。
同じ作者の「3シェイク」という映画監督が登場する作品で、その監督が制作予定として語る作品の内容がどう見てもただの適当なのに、主人公や世間がすばらしい内容だとその映画を絶賛していてばかばかしくなったけど、そういう作家さんなんだろうか。
後半のバグ発生の話も、いくら何でもそんな理由でやらかすか?としか思えない。
第三者の悪役も唐突にしか思えなかったし。
そんなこんなで好きになれなかった作品だけど、それでも「しゅみじゃない」ではなく1段階あげているのは作中の台詞で一つだけ、刺さるものがあったから。
「ちょっとしたアイデアを一つの作品に仕立て上げるだけの根性がなくて、どうしてクリエイターになれるんだよ!」
こちらの作品は、ちるちるユーザー様からお勧め頂きました
今から14年前の作品
攻め視点で物語は進みます
この、攻め澤村って結構な傲慢さです
受け、水嶋も素直になれない部分もあるのだけれど
むしろいじらしいと私は思いました
昭和生まれの女心をくすぐる作品ではないかなあ
今でしたら違うアプローチもあるのかもしれません
それと、祭川ななを先生のイラストがとにかく美しくて
祭川先生ってこんなに凄いのかと発見しました。
私が感じたのはバランスがいい作品だと思いました
読んで損はありません!❤
お仕事シーンが微妙に薄いのは残念だったけど、このカップルには萌えたのでよかったです。
特に攻めも澤村がねー、個人的にとても押したい。タイプというわけではありませんが、将来的に受けの水嶋さんを手放すことになっても今は自分だけのもの、っていう俺様っぷりね、いいじゃないですか。
まあそういう結末にはならないでしょうけど(笑)独占欲からでもいいんですよ。最終的に愛を得てくれれば。それに「あんたを好きになっていい権利をください」って言ってたし。
水嶋さんはTHE・ヒロインという感じ。男性か女性かといわれるとどちらかというと女性よりの人なので(澤村を拒ます受け入れるあたり)、その辺好き嫌い分かれますかね。
ふたりが幸せになってくれればいいですね。
もう、素敵すぎます。
攻めと受けが肉体的にどうこうなりそうな下りは、マジにドキドキが止まんない感じになった!
ですけどねえ……
ワタシ思ったんです。
私的には「神」なんです。疑いなく。
でも、コレはNL世界しか周りに無かった世代、子供時代にお姫様のお伽噺を刷り込まれて育った世代のファンタジーなのではないか、と。
攻めは俺様で、女から見て、まあイヤなヤツ。だけど、一見キレ者で仕事が出来て、その実心の中におセンチで純情な気持ちを飼っている受けの内面にズカズカと分け入って。(この場合BLだからカラダの中にも分け入って。)
小説の視点としては一貫して「攻め視点」なんだけど、読者(私、または女性)は、閉じ込められている「私」の殻を強引に壊してくれる「荒ぶるプリンス」をそこに見るんですよ。
待ってる存在の昔ながらのディズニープリンセスと同じじゃん、て。
ここに萌えてしまう自分はやっぱり旧世代かなあと…。
澤村の強引で俺様すぎる迫り方、それを全身で受けて震えて涙する水嶋、その素敵さに世代なんて、とも思うけど、でも、21世紀の女性たちには全く新しい恋物語を見出してほしいな、とも感じてしまったんです。
あ〜でも澤村x水嶋のラブシーン最高!
私的にはやはり「神」作品です!
スタイリッシュな感じのタイトルと表紙から期待して読みました。
でも中身はゲーム業界ものというちょっとギャップのある作品。
業界ものなので恋愛要素半分、お仕事半分といった感じです。ガッツリ恋愛ものが読みたい!て方には向いていないかもしれません。
ゲーム会社の敏腕プロデューサー・水嶋は腕はよいけどとっつきにくい厳しい人間。主人公の澤村は水嶋の下で働くことになった広報担当なのですが、こちらも似たような強気な性格です。
強気×強気ですが、水嶋がゲイだと知れたときから急にしおらしい一面が見えはじめ、そのギャップがなかなか萌える。
でも、恋愛ものとしてはちょっと薄かったかな?というのが正直な感想です。お仕事ものなだけに、お仕事も恋愛もどっちも入れた分、どっちにも特化しないで終わってしまった感じがしました。
身体から始まる関係で、仕事中は水嶋が上司だけど、プライベートでは澤村が優位。普通ならかなり萌えるシチュエーションなのですが、互いを好きになっていく過程があんまり共感できなくて、やはり内容が少し薄いかもと個人的に思いました。
イラストはとても合っていたと思うので、ストーリーがあと一押し欲しかったです。
ので、小説をお買い上げ~~。
前にも買ったので、あらすじは覚えてましたが、再読。あれ、澤村こんなヤツだったっけ??なんか、もっと余裕ある感じだった気ガス。いや、がつがつしてるのも良いですけどね。『その利口そうな顔で俺のここをもの欲しげにしゃぶる姿が見たいんだよ』とか、ちょっと強引にねだられるのとか、イイじゃないですかー。
あと、木内に対する態度は良かったです。お仕事、大事にしてるんだね。
でも、一番萌えた台詞は『この俺が好きになった以上、あんたがほかの奴に目を移すのは決して許さない』でした。
最後になりましたが、この本の特出すべき点は、最初から最後まで攻め視点で話が進むところ。珍しいなぁと思いました。面白かった!!
ドラマCDが良作だったので、原作であるこちらも読んでみました。
私はお仕事BLは、好きな作品と乗り切れない作品にきっぱり分かれる感じなのですが、この作品はとても好きな作品です。ゲーム業界っていうのがおもしろい。私はゲームはBLゲームしかやらないので、彼らが勤めている会社で作るタイプのゲームはやらないのですが、興味深い業界なのでお仕事描写も楽しく読めました。
私の大好きな、全編攻め視点…しかも受けはクールビューティー年上上司。萌えないわけがない。
攻めの澤村は、自分がかっこいいことをわかっていて一夜限りの女性と遊びまくり、受けの水嶋が自分のことを好きとわかるとおもしろ半分に手を出すという、何様俺様なキャラなのですが、…こういうタイプって受け視点で読んでると受けがかわいそうで「この攻め許すまじ!」って思うのに、攻め視点だと不思議とすごく楽しく読めます…。
そんな風に、一夜限りの女性と水嶋とをいい加減にふらふらしていた澤村が、疲れ切った水嶋に「おまえは不誠実なんだよ」と言われるシーンがとても印象的でした。ドラマCDを聴いたときも、そこが一番印象に残った場面でした。
その後、水嶋の手がける開発中ゲーム・「ぼくらのおやすみ」をプレイするのですが、ミズシマと名付けた主人公が椅子に座ったままバグってゲームが止まってしまった状態で、「うん、へいき」というセリフが表示されたままになって。それを見ている澤村が、「あんた、ほんとうに大丈夫なのかよ」と言うシーンがとてもよかったです。
こういう、攻めが遊び人でいい加減な男のお話は、そんな攻めが受けを好きになって変わるところが魅力のひとつだと思います。澤村も、水嶋を好きだと自覚してからは本当に変わります。そこのところは、続編である「くるぶしに秘密の鎖」を読むとより楽しめます。
と言っても、自覚する前も、澤村が気づいていないだけで読んでる側には「水嶋さん好きなくせに~」という感じなので、急に豹変するような不自然さはありませんでした。また、水嶋を好きになったからと言って急に低姿勢になったりデレデレしたりもしません。俺様を残したままだったのがよかったです。
攻め視点が好きな方、お仕事BLが好きな方におすすめです。
秀さんではいちばん好きなシリーズ。
珍しく、全編攻め視点のお仕事もの。(余談ですが、攻め視点大好物です)
主人公たちが開発中のゲームがあまりにも既存作すぎるとか(笑)
トラブル→解決のプロセスにも、もろもろツッコミどころはありますし…
正直、この「くちびるに銀の弾丸」読み終わってもモヤモヤするのですが…
でも…続編の「くるぶしに秘密の鎖」までまとめて読んでもらいたい作品です。
ゲーム会社広報で、仕事はできるが俺様で傲慢で自身満々★下半身の倫理観が崩壊した人でなしなモテ男、最低なところもチャームポイントな澤村(年下攻っぽくない年下攻)と
トップクリエイターで、業界の有名人。自分にも他人にも厳しいクオリティを求める仕事人間で感情を内に押さえがちというか…繊細でぶっちゃけなに考えてるのかよくわからない(攻め視点だから笑)もどかしい水嶋(年上受)
この水嶋が何故か澤村に恋をし(笑)
澤村はその弱味につけこんで振り回して遊んでやろうとし((笑))
性格が正反対すぎる二人が、お互いに惹かれあってどう変わり成長してゆくのか…そこがこのシリーズの醍醐味です。