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秋月さん、古事記が好きみたいですね。私も好きです。
いいですよねー、日本の神話。
ヤマトタケルといえば古事記の中でも三本の指に入る悲劇のヒーローとして有名かつ人気ですが、腐女子的に注目してしまうのは「美少女に変身して宴会の席に潜り込み、敵が油断したところを斬った」という点ですねw
秋月さんは『古事記』を主軸に、『日本書紀』にしかない「ヤマトタケルは双子の兄弟だった」という説も取り込みつつ、イチから明るくて分かりやすくBLなストーリーを構築しておられました。
きっちりモトネタを捻って新しいフィクションを作ってくださってるのが凄く嬉しくて楽しかったです。
この巻は、クマソ征伐に出る旅の途中までのお話。
いきなり双子の兄弟が仲良しで、近親相姦めいたことをしてました。子犬のじゃれあいのようなこすりっこだけど。モトネタではこの兄弟は不仲で、片方が片方を殺しちゃうんだけどなw
で、この双子の兄弟をそれぞれに狙ってる二人のおともが付き従ってるので、そっちと結ばれるのかな?って感じ。
あと、倭姫が腐女子のようでしたw
こういうの好きです。
ちまちまとモトネタを捻って使ってるから、ニヤニヤしてしまう。
こうやって読むと、お父さんも可愛いなー。
ヤマトタケル父子の愛憎劇は有名ですが、このお話での父はただの不器用なオヤジ。平和でいいねw