お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
1冊まるごと一つのお話です。
水球の選手である水無瀬(攻め・23歳)は、水着の研究開発のモデルとして、特別企画室で働くことになり、そこで主任研究員の杉原(受け・28歳)と出会います。
開発中のものを狙われ、水無瀬は杉原のボディガードとして一緒に暮らしたり、社長の別荘に避難したりしているうちに恋人同士になります。
キャラづくり・ストーリー展開が上手だなぁと思います。
垣本(受け・社長)と栗原(攻め・部長)のカップルも登場しますが、大人なのに可愛らしく思えました。この二人はベッドシーンもあるのですが、それを自分達の参考になるかもと水無瀬と杉原が覗き見します(笑)。後半で桃山という水無瀬に迫る上司も登場します。
主人公の水無瀬が、眠る杉原に「痛くない」と暗示をかけてから迫るところとか面白かったです。
全体的にコミカルな感じで、楽しんで読めます。
体育会系の硬派な攻めとメガネで白衣で天然受けで、どちらも男は初めて同士です。
同じ会社の上司カップルのHを参考にして、Hをするのが印象的でした。
新入社員の水無瀬曜一(23)硬派攻め×特別企画開発室主任・杉原人見(28)天然メガネ受け
水球をしている身体が認められて実験参加員として、入社が決まる。
主任の杉原がメガネで美人で可愛いので一目惚れしたら、その人は男だった。
天然で危なっかしいのが放っておけなくて、世話をしている内に男でも構わないと思う位好きになって。
他社から研究を盗まれそうになってのドタバタなんですが、その辺は軽めです。
メインは、体育会系で恋愛もあまりしてこなかった水無瀬と天然ぽややんの杉原との恋愛です。
隠れている内に上司カップルがHをし出して、自分達のH成功の為に研究の為に見ていたりというシチュが珍しかったです。
天然故の無防備さとか、痛がって初Hが中々上手くいかなくて、寝ている間に仕掛けたりとか、エロシチュなはずなのにコメディ要素が強かったです。
北条商事シリーズを思い出す感じで、あまり仕事にも力が入っている訳でもなく、かと言って、恋愛に力を入れているのかというとそうでもなく、中途半端な印象でした。
エロ:★2 他人のHを覗き見、受けが眠っている間にH
総合:★3 体育会系ならではのさっぱりした性格のいい攻めで、読後感は軽いです。