お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
神谷凪さん(榊花月さん)のこの頃の作品の独特の空気感、ホントに好きです。
ゲイ夫婦の息子視点から見る、二人の関係。
自分の出生の謎も、二人が付き合うようになった経緯も知らないんだけど、ただ息子は二人のことを心から愛していて、そして、色々なことを不思議に思っている。
なぜ最近二人はセックスしてないみたいんだろう?
なぜ片方は紐みたいな生活をしてるんだろう?
そして自分の両親は…?
優しい均衡のなかにいた三人家族だったんだけど、息子が思春期をむかえ、ポロポロと過去が明らかになっていく。
三人のバランスが崩れ、三人が三人とも、この先の道を選ばざるをえなくなる。
ほろ苦さの残る結末でした。
続編は時代がぐーんとさかのぼって、ゲイ夫婦二人のなれそめの話。
痛々しい青春!て感じでした。
パパが「アホの悪代官」みたいだったのだけが残念だったな~。こういう憎まれ役は、「ムカつくけど魅力的」なキャラクター像を求めてしまうもんで。