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platnic dance
『エンゲージ』
体調を崩した絹一は1週間の療養中。
鷲尾はそんな絹一の世話を焼く毎日。
気分転換にと連れて行かれたジムで本庄に出会って…。
本庄さん再び!です。
後ろで髪を結んでる本庄さんの絵がステキ☆
この療養中、ずっと鷲尾は絹一を甘やかし続けてて。
前回でそれなりに距離の縮まった2人はその甘やかしの中で抱き合うことも許容されていて。
それまでの絹一のそういう意味での遠慮ってのがなくなってきて、鷲尾に対しては寄りかかれるようになってきたというか。
自分が一番ほっとする場所として鷲尾が存在しているというか。
けれど、本庄と鷲尾が話しているのを聞いてしまって自分の甘えが彼の生活を乱しているかもしれないと思ったり。
自分のせいで彼がそれまでどおりの仕事ができないのはどうしても嫌である約束をさせてしまったり。
『ブレス・フラワー』
職場に復帰した絹一だったが、すぐに祖父の訃報によりまた休みをとることに。
その一方で、鷲尾にはイタリアでお世話になった女性から連絡が来ており会うことに。
絹一にとって家族のことは決していい思い出ではなくて。
訃報でどうしてもかけつけなくてはいけなくて出掛けて行くのだけど精神的に参ってしまって。
それを癒すためなのか鷲尾の部屋で猫を飼い始める。
鷲尾にはそれ自体も危なっかしく見えるのだが、それで少しでも絹一が笑みを持てるのならと受け入れる。
鷲尾はレイという女性に会うのだがそこでパパラッチに会ってしまって。
レイのことはいずれ話さなければならないと思いつつ、絹一のことを思うあまり話せなくて秘密ばかりが増えていく。
『タブー』
絹一は会社で別の雑誌社が出した記事を見せられる。
そこにはレイが写っていて。
絹一のトラウマは思いのほか深くて。
レイがその根源とも言える存在で、これまで度々レイのことに触れるたびに不安定に陥っていたのだが。
甘えることを少しは覚えたといっても、そういう胸の内の苦しい部分を出すのが苦手な絹一に鷲尾は負担をかけない方法で吐露させる。
絹一が抱えているものがレイだけではなくて自分自身へと繋がるとても大きなもので。
鷲尾がとにかく気配りのできる男なので、絹一のちょっとした心の変化とかを見逃さないようにして。
その引っ掛かっている部分を吐き出させるにしても絹一が後悔しないような方法をとって。
そういうのを知った上で全部まるごと包み込んで愛していきたいと思っているように感じられました。
このシリーズにはカラーイラストが2枚ついてて。
それが本文の抜粋的なものじゃなくて日常の1コマみたいな感じで。
2枚でちょっとしたストーリーになってて。
今回の2枚はすごく幸せそうに感じられました。