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父親に音大への進学を反対されていて、学費は出すけど仕送りは20歳までと言われていた音大生春陽[受]
彼はその言葉を本気にしていなかったんですが、本当に20歳の誕生日と共に仕送りがストップ、たちまち家賃にも困りお腹も減らしていた所を、吉祥[攻]と出会い彼の大家宅に居候させてもらう事になります。
しかし生活費だけならバイトや、奨学金目指すとかで何とかならんのかつー気もするんですがそこは春陽自身も自覚してるし、先の読めないお坊っちゃま気質的な表現もあって一応フォローはされてます、でもやっぱり読んでてそれまでどんだけ恵まれてたんだよーとか、あと初対面の皆にやたらに優しくされ過ぎだろって感じは読んでてずっと消えませんでした。
春陽がピアノに対しての情熱に疑問を持つ所とかもそうなんですが、作者が書きたい事はなんかこう分かるんだけどそれだけで、それが面白さに繋がってはない。
春陽のお坊っちゃま気質もいっそ徹底させちゃって天然位にしてピアノバカにしてた方が生きた気がします。
あと最後が結局親に頼んで仕送り再開してもらうって解決法ってどうなのか、それでめでたしめでたしでいいんかーい!!
やたらにバイト先に迷惑かけてるのもなんだかなーでした。
書きたい事は分かったけどそれだけで、面白いかと言われれば自分には面白くはなかった、です。