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連載前にプロトタイプの読み切りが有る作品も多いと思う。しかし連載開始直後だったらともかく3年くらい経っていきなり読み切りに出てきたが連載には今まで出てこなかったキャラが主要キャラとして出てきたらどうなるだろうか。だいたいの場合「やっと出せました!」というテンションの作者とは反対に読者にとってはわりとどうでもいいという感じにならないだろうか。少なくともこの作品についてはそう思う。
ましてや空主人公のゲームで攻略もできないキャラ増やされてもって思うし、このノベライズは空直ルートなんだから学の恋愛話なんてよそでやればいいだろう。好きしょの話は好きしょで。も待て!の話はも待て!で。そもそも好きしょでは芥学が定着してて後から出てきた椎名の方がかませっぽい上に最終的につたえゆず先生含む4人のオーダーでミッション・チョイス!にて芥学展開で椎名関係ないところでくっつくというもうなんで出したのか分からないキャラになってる。北村に至っては女の子とくっついて欲しいというようなことを言われ学の攻略キャラとすら扱われていない。
青は真七カップルにとっての擬似親子を形成するキャラとしても都合がいいのだろう。椎名や北村の登場は青の友人として登場させたい意図も有ったと思う。しかし、青というキャラは正直なところ好きではない。男であの話し方って、という感じ。いわゆる男の娘で女性声優でもギリギリなくらいだと思う。
当初は直に他の人格がいるという設定も有ったけどそれは消えていた、だけだったら別にいいんですけど。
つくってる側のブームが多重人格から外見がそっくりなショタに変わっていってしまった結果、作品としての一貫性もなく夜らんの扱いについても雑。4年もあったんだから空はもう少し夜の気持ちとか考えてあげても良かったんじゃないの?
とにかく4年という時間の経過が単にも待て!に合わせただけに思える。4年も時間あけないで良かったんじゃない?
がんばって好きしょを人気作にしたのに今更も待て!にこだわらないでいいと思う。そもそもファンディスクにも待て!が新規含めて収録されているのでそっちでやればいいだろう。
繰り返すけどこれは空直ルートのノベライズだ。そこについて一貫性が有ればもっといい作品になったと思う。
特にノベライズの場合、番外編で書けることは番外編で書けばいい。
好きしょ!!ノベライズ第四部・結の章上巻です。
ある意味では一番読むのに気合が要る巻で
あるかと思われます。
物語の此処彼処に登場人物達の腹芸が
挟み込まれていますから。
本編七巻の内、こう言う巻があった方がむしろ
物語としては健全であるのやも知れません。
登場人物達の成長を描くと言う場面も必要
ですから。