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K大附設高等学校の新入生にして、早くもアイドルとして扱われる美少年の速川光には、愛しい兄がいた。それは学園のキングとも称される生徒会長の速川貢だ。貢がこの学校の中等部に入学してからというもの、寮生活を送る貢は、殆ど家に帰って来ず、会えない日々が続いていたのだ。
光も中等部からK大附に通おうとしたものの、理由も告げられぬまま貢に反対され、高等部まで待つことになったのだった。
しかし、死ぬほど努力して入学したものの、学園の厳しい階級制度に阻まれ、光は入学してから三ヶ月半も経ったというのに、貢とふたりで逢うことすらかなわない。しかも、どうやら、貢が光を避けているようなのだ。
そこで思いきって、光は貢に夜這いをかけることにした。ところがそこで光が見たのは、夜中に貢の部屋から出てくる副会長・三鷹涼の姿だった……
実は、貢もかなり光が好きなブラコンで、無邪気に懐いてくる光に手を出してしまいそうな自分を抑えるために距離を取っていたんですが、光はそんなことお構いなし。
堂々と「貢ちゃんになら全部あげられる」と言い切ってしまう始末。
実は、イニシアティヴをこれから握るのは、光なんじゃないかと思ってしまいそうです。
でも、何でも完璧にできる生徒会長様兼お兄様が実はブラコンで、弟を傷つけるのが怖くて、近づけもせずにいる……というのは、シチュエーションとしてかなり萌えるものがあるかもしれないです。
後は、南原先生独特のえっちであまあまでラヴラヴなシーンのオンパレードです。
ちょっとだけ、三鷹が出てきて引っかき回すシーンもありますが、それも所詮スパイス程度……二人の仲は誰も邪魔できない!! って感じでした。