甘える指先

amaeru yubisaaki

甘える指先
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×25
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
51
評価数
16
平均
3.3 / 5
神率
6.3%
著者
きたざわ尋子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
高嶋上総 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
重ねる指先
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784592873501

あらすじ

岸本真弥は高校生の時、従兄から身体を強要されているところを矢崎という男に救われる。その代償として、真弥の一週間が買われた。大学生になった今もその時のことが忘れられずにいた真弥に、またしても件の従兄が酷い仕打ちを…。捨てられずにいた矢崎の名刺のお陰で二人は再会し、お互いの愛を確認しあう。そして、新しいスタートを切った真弥は矢崎が経営する会社でバイトを始めたが…。
(「BOOK」データベースより)

表題作甘える指先

社長で真弥の恋人,34
美人大学生,20

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数4

指先シリーズ2作目。

シリーズ1作目の前作『重ねる指先』はホントに好きなんですが、これはそこまでは行かないかな。

まあできあがったCPの続きではあるんですが、ラブラブ後日談とまでは行かないんです。やっぱり真弥(受)がネガティブだからそうそう幸せ全開にならないのか?
関係としては一歩進んで、矢崎のマンションで同棲してるんですけどね。

お約束の如く、矢崎(攻)を狙う女性キャラクター(モデル)が出てきます。このモデルが真弥に宣戦布告したり、矢崎の結婚話を耳にしたりして、自分に自信のない真弥はぐるぐる悩んでしまうんですね。

しかし矢崎の甥がね~。まあこちらではギリギリOKだったんですが、次はダメだったな、私は。

高嶋さんのイラストはやっぱりよかったです。

最終巻『伝える指先』に続きます。

2

関係はまだ肌寒い春のイメージ

二巻です。
数年を経て再会し、晴れて恋人同士になった二人のその後が見たい!
きっとラブラブあま~い同棲生活が・・・なんて期待したわけですけども

やっぱアレですね。
主人公、生い立ちが薄幸の美少年と経歴を持ってるのでカッコよくて完璧な恋人が出来てもなかなか素直に幸せモードになりません。

本人は幸せを感じてても、恋人に甘えたりっていうのが出来なくて周りから見るとパトロンと美少年として見られてしまう。
これでは年上の彼氏・矢崎も苦笑を隠せません。案外鈍い主人公には矢崎の甥っ子からの熱烈なラブコールも届かないのでいいやら悪いやら。

主人公は、相変わらずウェットな性格でネガティブ系です。
めんどくさいですね~しかし今までを思えば完璧すぎる彼氏に不安を持つのは仕方なし共感もします。大目に見てという感じですか。

けど夜の生活はかなり順調?の二人です。
甘さよりしっとり官能に浸り~なラブラブ具合が主人公と矢崎らしくていいんじゃないかと思います。

三巻もあるので、身長が高くなっていずれは主人公を超えると息巻く矢崎の甥っ子・主人公の教え子が成長して~の話に次回は期待です。

2

指先シリーズ第2弾‼ 瞳で甘く語りかける…

前回の従兄の件は無事解決して、矢崎と同棲を始めた真弥。
相変わらず、ラブラブな甘〜い2人なんですど…繊細な控えめな性格の真弥は一人思い悩みます。
自分が矢崎の恋人で本当にいいのか…愛される理由が自分にはないと…全く自信がもてない真弥‼
確かに、完璧すぎる恋人を持つと悩む気持ちも分かるんですけどね(笑)

そんな時、真弥は塾のバイトをしながら、矢崎の会社でも短期のアルバイトをすることに。
矢崎に迫るモデルの話や、矢崎の結婚話の噂を聞き、不安に苛まれます…そして問題のモデルとその友人にもちょっかいを出され…矢崎の甥•大輝にも口説かれ(まだ中学生なので、真弥自信はあまり本気にはしていないんですけどね)…
肉体的にも精神的にも参ってしまう真弥は体調をくずし倒れてしまいます。

矢崎は反対に、真弥のネガティブで、控えめな健気さが、可愛くて仕方がないと思うくらいにベタ惚れで、不満どころか、もっとワガママを言ってもらってもいいくらいに思っていて…
真弥のカラダを心配しつつも、頑張り屋で、頑固な性格を身をもって知っているから、何も言わず見守りながらも、負担を減らせるようにホテルに泊まって気づかったり…
結果的に倒れてしまった真弥に、自分の不甲斐なさを謝るスマートさが、またいいんです♡
2人がお互いに思いやる気持ちのすれ違いが、焦れったいんですけど、そこには「愛」が、あるので安心して読めるお話でした。

口数が少なく、自分の気持ちを伝えるのが苦手な真弥は、言葉ではなく、瞳で語りかけようとする事が多いんですけど…矢崎はきちんと汲み取ってくれていて…そんな2人の甘い視線の会話も大好きです。

唯一、真弥が素直に言葉に気持ちを出してくれるのがHの時♡
自分の痴態に恥ずかしさをあらわにしながらも、矢崎のすべてを受け入れたいと思う一生懸命な健気さが、矢崎筆頭、読者の私にも萌キュンでした。

出来上がってしまったカップルの続編なので、前作ほどドラマチックなドキドキ感がない分、評価は下がって萌になってます。

王道で愛あるお話が読みたい方には、第二弾もあまあま&ラブラブな2人なので楽しめると思います。
オススメです。

1

2作目

前作の「重ねる指先」に引き続き、こちらも王道と言えるかと。1作目でくっついたあまあまカプには、2作目で邪魔が入るものですよね!
矢崎の事を好きだと言う、ライバル出現の巻。

それにしても、矢崎のスパダリみが凄いっ。Mr.パーフェクト。
真弥は、健気は健気なのですが、少し他力本願と言いますか。
矢崎を好きな気持ちは確かなものだけど、ライバルの出現でグルグル悩んだり、自信がないと落ち込んだり。そして、それを解決するのは、結局矢崎だったり、矢崎の言葉だったりするのがなー…と、いう感想。
弱くて健気な受けも可愛い。でも、どうかもっと強かであってくれ!
悩んだ時間も、辛かった気持ちも、一人で耐え抜いて欲しい!乗り越えて欲しい!(私、鬼?笑)
って事で個人的な好みにより、前作よりは1つ評価が下がりました。
しかしながら、矢崎の甘さがホント凄くて、めちゃくちゃ良い溺愛ものです。
矢崎の愛が溢れ過ぎていて、えろがしつこいのもおすすめポイント!(^^)毎度、真弥を失神させているのでは?ってくらい凄いのです。

0

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う