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栗原智章は、父智弘が無実の罪で逮捕されました。
父の弁護を頼もうと、かつての恋人・桐堂に弁護の依頼をします。
桐堂は、そんな智章に非情ともいえる条件を容赦なく突き付けました。
「俺の憂さ晴らしに付き合え」
なんのことだか解らない智章。
「簡単さ、俺と寝ることだ」
動揺隠せないでいる智章だったが、もはや、選択肢は残されていません。
父を救うべく、命を駆けた智章。
桐堂に身体を捧げたのです・・・。
言われるがまま、肉体関係を迫られ・・・
理不尽な要求も当然、拒否はできない智章。
智章の上司である結城という男と一緒にいていたところ、桐堂に詰問されたのです。
智章は、「結城さんは、俺の上司。ただの上司さ」
きっぱりと主張するも、信じてもらえず・・・。
桐堂は、「脱げ」と智章に強要。
智章は、身の潔白のため、従うしかなかった・・・。
弁護士、ながらですが、なんだか、冷徹さも兼ね備えているのかな、と思ったりも。
山根先生の挿絵だったので、思わず買ったわけですが、コミカライズも発売されればいいな、と思ったりもします。
やまねさんの挿絵目当てで読みました。
この作家さんも初読みです。
元恋人、ヘタレ、再会ものというのは私の好きな設定なのですが、いかんせん、他の苦手要素が沢山あったせいか、萌えることができませんでした(すみません)。
攻めが鬼畜、受けが(私にとっては)多少淫乱すぎ、言葉攻め(愛が感じられればもちろんOKなんですが、今回はそれが感じられず・・・)がお好きな方にはいいかもしれません。
大学時代に体関係があった二人が、6年後に再会するのですが、私はどちらかというと6年前の寡黙な攻めの方が好きかも。
なので却って現在の攻めが好きになれなかったかもしれません・・・。