科捜研の恋人

kasouken no koibito

科捜研の恋人
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
5
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%
著者
天海美冬 

作家さんの新作発表
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イラスト
CJ Michalski 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784592873471

あらすじ

機動隊員から刑事になったばかりの楡井直哉は、配属先の警察署で、科学捜査研究所から出向している技官の美園真と出会う。研究職ながら「科学捜査官」というふれこみで現場捜査に携わる異例の経歴を持つ美園には、その美貌もあって実は男がらみのスキャンダルで左遷されたという噂がつきまとう。そんな美園と赴任早々ぶつかる楡井だが、ふたりで組んで捜査にあたるよう上司から命令され…。

表題作科捜研の恋人

刑事
科捜研の技官

レビュー投稿数3

可もなく不可もなく…?

メイン二人が警察絡みということで、BLという要素にちょっとした推理が
混ざってくるお話です。

しかし、大分途中までメインカップルにも推理にもいまいち魅かれずに、
スーっと目の前を通り過ぎていくだけ、という状態でした。二つとも
よくある設定と言いますか…。話にも魅せ方にも、目新しさがなかったのが
原因かなと思います。

けれど、楡井が美園の過去の男に嫉妬し、猛烈アタックするようになってからは
結構面白かったです。楡井の年下ワンコっぽいところも良かったし、美園の
クーデレ+ツンデレも可愛かった。美園が楡井に「君に欲情してなかった
わけじゃない」と言った後、軽く逆切れしながらも自分の気持ちを正直に
ぶつけるところも萌えました。

でも、全体的にあまり特筆するべきポイントがなかった点も否めません。
まとまっていることはまとまっているんですが、個人的には、このキャラ
すっごく好きだなぁとか、この台詞半端なく萌える…!っていうような、
何か心にささるものが欲しかったです。
けれど決して面白くなかった作品ではないので、萌にさせて頂きます。

0

実は男がらみのスキャンダルで左遷した?

科学捜査研究所から技官の美園と出会ったのは、機動隊から刑事になった楡井直哉。
二人は、ひったくり事件で顔を合わせた。
配属前に起きた事件だった。翌日、署内で顔を合わて驚きを!

大学時代の友達の奥さんが殺害され、二人がコンビを組むことになる。
美園は相変わらず、他の人と距離をおく、
直哉はそんな美園が気になって仕方ない。
捜査をしながら、二人の距離が近づき、犯人が見つかるが、美園がキケンにさらされる!

0

二人の関係がメイン。

 機動隊から刑事になったばかりの楡井直哉は、赴任先の街を歩いている途中で引ったくりに遭遇する。
 その時すれ違った嫌な男に、配属先の警察署で再び出会う。
 彼の名前は美園真。
 美園は、研究職でありながら現場捜査に携わる異例の経歴を持っていた。
 そしてまた、美園には男がらみのスキャンダルで左遷されてきたという噂もあった。

 そんなさなか、楡井はいきなり殺人事件の現場へと立ち会うことになる。
 被害者は自分の大学時代の友人の妻。
 そして、重要参考人となったのはその友人だった。

 その捜査に、楡井は美園と組んで当たるように言われる。
 赴任早々ぶつかりまくりの二人だったが――

 という話でした。
 正義感の強い楡井は、捜査一課に配属されて、初めての事件に遭遇するけれど、その事件の被害者が楡井の友人の妻で、その友人が重要参考人として浮上してくる。

 その友人から証言を取ってくるように頼まれた楡井は、自分の友人を疑わなければならないジレンマにさいなまされる。
 そして、どういうわけだか美園と組んで捜査をするように命じられ、少しずつ美園の知られざる一面を見ることになるのだが――と、そんな感じで二人の距離が近くなって。

 最後、相当なピンチになるけれども最後はハッピーエンド。
 まぁ、お子様向け推理小説+BLという感じでしょうか。
 さすがに誰も期待してはいないとは思いますが、本格的推理小説とは行かず、でした。
 どっちかというと、楡井と美園の関係がメインなので、推理小説的な部分を期待して読むとちょっと期待はずれかな、と思います。

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