あらすじ
大和は遙の、聖は牧瀬のものになったはず、それなのに、大和と聖のお互いに対する想いは募るばかり。そしてある嵐の夜、ついにふたりは―。一方、秋月コンポーネンツの企業機密を狙う一味が次第に姿を現しはじめる。聖は父たちの死の真相を暴くため、命の危険も顧みず企業スパイの正体を探る。前向きに進もうとすることで、どんどん明るく強くなっていく聖。その変化を喜び、応援しつつも、周りへの嫉妬心を隠せない大和―異母兄弟の愛と苦悩に、企業がらみの隠謀を交えて怒涛の展開をみせる、ドラマティック・ストーリー第3弾!書き下ろしは秘書・牧瀬の若き日の恋。