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面白く読んだし、迷ったんですが中立で。
ボーダーにある作品は、そのときのバイオリズムで評価が決まりますね。
いま微妙にバイオリズムが下降ぎみです。
『バイオレンス・キッス』と『バイオレンス・タッチ』のスピンオフ作品です。
主役は変わるし、ストーリー的な繋がりは薄いので、前作を読んでなくても全然大丈夫です。
明るくておバカでエッチな学園ものです。
先輩に惚れた主人公が、その先輩を振り向かせるための恋のレッスンを、先生にお願いする、という。
登場人物は総ホモ化、「BLはファンタジー」ということを如実に思わされる作りとなっていて、そういう話が苦手でも、割りきって読めるなら面白いです。
ただやっぱ、文体が苦手でした。
割りきって楽しみきれなかったのは、そこが一番の理由でした。
濡れ場でも「会話と会話のあいだに、ひと続きとなってるモノローグを挟む」という文体で。
濡れ場だけは普通に書いてほしかったなァ…。
中学卒業まで3ヶ月。そんな時期に編入試験を受けた。大好きな先輩のいる学校に近づきたくて、という不純な理由だが、受かってしまえば・・・
しかし、先輩にはいつの間にか大切にする存在の人がいた。
負けん気の強さとケンカぱやさがあだとなる。
担任の三原先生が相談にのってくれるが、蘭丸は先生にひかれてしまう。