お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
Newyork no koibito
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表題作と短めの続編、2作品が収録されています。
「ニューヨークの恋人」
出世街道へ続くニューヨーク支社へ赴任した須藤(受け)。空港へ迎えに来た上司・ショーン(攻め)は容姿端麗なうえに仕事がデキるカッコイイ男。出会って数時間後、気がついたらベッドに押し倒されていて…。
「トーキョーナイト」
ニューヨークに赴任してから半年後。須藤はショーンと日本へ帰国することになる。須藤は奔放な過去がショーンにバレないようにと願うけれど…。
抱く専門の遊び人だった須藤が、あっという間にショーンに抱かれて一途になるのは面白かったです。ショーンも遊び人だったのに、須藤に本気になってしまい、ほんのちょっとだけパートナー交換を試したりして須藤は悲しみますが、それも直ぐに誤解は解けますし、序盤からラストまでラブラブの甘い話です。
仕事もバリバリしますが、大きなトラブルはありません。全体に万遍なくエロがあります。須藤は抱かれますが女っぽくはなりません。
仕事も恋も充実した大人の男の恋愛模様が読みたい方にお勧めします。
ニューヨークを舞台にしたエリートリーマン物です。
日本から出向でニューヨークへ赴任した一之視点で物語は進行します。
それまで恋愛は遊びとしか捉えていなかった一之がニューヨークで出会ったのは、これまた大人の遊びに慣れた美貌の上司のショーン。
一之が変化していく様子が描かれているのですが、一之のみならずショーンも一之によって変えられていくところが読みどころだと思います。
2人とも仕事も出来る優秀な人材なのですが、全体的にはHシーンが多いせいで精神的な繋がりよりも肉体的な繋がりの方に目が行きがちになりました。
欲を言えば、もう少し2人の精神面の繋がりも深い所が読みたかったですが、終始甘々な雰囲気で読めたのがよかったです。
一之のキャラが序盤とニューヨーク赴任後で結構変わったのが個人的には違和感を覚えました。
特に言葉遣いが男らしいものから女性的になったのが一番気になりました。
ストーリー展開上、ある程度は仕方なかったのかな、とは思いますが…。
オフィスでのシーンも適度に登場するので、甘々なリーマン物がお好きならいいかも。