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koi wo suru nara kakuekiteisha de
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
弁護士事務所勤務(弁護士ではなく事務員)×高校生。どちらも派手さのないなんとも地味で穏やかなキャラクターです。
周(受)は、電車の中で助けてくれた九城(攻)にお礼を言いたいと思いながらも機会がなく何ヶ月も黙って彼を見つめ続けます。一途で健気なのはまあいいんですが、どこの乙女だよ!とちょっと引きそうになりました。
一方、九城も優秀な兄へのコンプレックスを抱えています。自分に自信が持てないからか、優しいというよりは優柔不断という感じ。
そして、九城を逆恨みする女子高生の邪魔をしたことで、今度は周自身が嫌がらせされるようになり、あげく男を使って襲われそうになったところを九城が・・・
ごく普通の(悩みや葛藤を抱えているという点でも普通です)2人が出逢って恋をして~の日々を、ただ淡々と描いています。私はこういう日常のストーリーは好きな方なんです。ただ、こちらはあまりピンときませんでした。なんとなく上滑りしてるというのか(地味だからではなく)。
悪くはないんですが、読後に残るものもないなあ。さら~っと読めて、でもそれだけという印象です。
タカツキさんのイラストは素敵でした。
kirara
まりみやさま。
す、すみません~!
でも言い訳させてください。本当に鹿住さんは好き作家さんなんです。初期(デビューノベルズも)にも遡ってかなりの数読みましたので、好きな作品もありますが母数が大きいだけにダメな作品も相対的に多くて目立つんです。それだけです。でもホントにごめんなさい!
ところで鹿住さんはお母様の介護をされているそうで(たぶん現在進行形)、商業は休業中だと思います。2・3年前に出た商業最新作は『(表題作は)これでは未完では!?』と思ってしまうくらいの状態でした。雑誌掲載作ですので一応これだけでもエンドではあるんですが・・・(続編を書き下ろすつもりが無理で、まったく別の同人誌再録作を入れたそうです)。悪くなかっただけに残念でした。←ここで書くことではないですね。すみません。
今は同人誌で細々と活動されているようです。
まりみや
すっごい勢いで鹿住さんの作品レビューをしているのに出くわして思わずコメント(笑)
>鹿住さんは好きな作家さん
「ほんとに!?」と思わずツッコミたくなった、相変わらずのぶった切りレビューがステキ。
この作品は大好きな作品で、ほんとに地味~なんですよね。ほんとに主人公は乙女だし(笑)
ただ、その地味な話の共感できる部分にキュンとする・・・のが、鹿住さんの作品の良いところかなって思う私。kiraraさんが萌えを付けてる作品が気になります(汗)
>悪くはないんですが、読後に残るものもないなあ。さら~っと読めて、でもそれだけという印象です
ほんとにその通りだなって。でもさら~っと読める方が好きな私には丁度いいのかも。欲を言えば、もっと二人の幸せそうなシーンをSSとかでも入れてくれてたら良かったのにな(クリスマスのエピソードとかさ)とは思いました。最近、あまり書かれてないみたいですよね鹿住さん。