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『純愛心中 FIRST LOVE』の続きです。
受けを強引に本社へと呼び寄せた攻め。
オフィスセックスにも磨きがかかりますw
最初は抵抗していた受けも、その状態を受け入れ、高校時代から抱いてた攻めへのアツイ気持ちを隠さなくなる。
ヤキモチやきまくりのワガママ言いまくりで、乙女化が進行してたのが残念でした。一巻では、もっと芯の太い受けのように思えたんだけどなァ…。
で、オフィスセックスしてるのがスキャンダル化して、二人は別れさせられそうになります。
駆け落ちまでして愛を貫こうとする切ない二人なんですが…、
自業自得じゃー(ノ>д<)ノ
別に男同士じゃなくて男女カップルでも、キスマークつけて仕事に行ったりオフィスでセックスしたのがバレたりしたら、人格を疑われるんじゃないかと…。
高校生同士の痴話げんかならまだしも、社会人らしさがちっともなくて、1巻同様に常識と節度を求めたくなります。
一馬は嫉妬深く子供のように無邪気な俺様で、遥が浮気疑惑を訴えてもどこ吹く風で、何ら言い訳をしない。
いくら恋人同士とはいえ、自分の好きという感情を真剣に見せない相手を、信じ続けるのは難しいと思う。
言葉足らずな攻めという印象が多いです。
一馬の性格が極端で、求めるものはゼロか全て。
中途半端でわりきれないものが嫌いな子供のまま大人になってしまった感じで、それだけに邪気がないのですが、余計に罪だと思います。
オフィスラブの現場を目撃されてしまうのも、受けが可哀想な気がしました。
本当はずっと一番幸せだった高校生時代に戻りたくて、自暴自棄になった一馬があがいていたように見えて、2巻を読んでようやく少し気持ちが理解出来ました。
無邪気な俺様×意地っ張りな受けの組み合わせは好きなタイプだけに、口惜しい気持ちです。
まとめると、中身は高校生の子供のようなカップルに、周囲の大人がふりまわされる話です。
エロ:★4 オフィスでのH、恋人としてのHなど、たっぷりめ。
総合:★3 大人な態度と節度があれば、もうちょっと話に入りこめたと思います。
よくよく見たら、コレ、シリーズものの第2巻だったんですね……。
はぁーそれで冒頭の場面がサッパリワケワカメだったんだ。
で、読みすすめば読みすすむほど
イラァァァァッ!!!!!としてきまして…。
あぁぁぁぁっ!なんつーか、鈴木あみ先生の言語センスってのもよくわかんないし、
場面転換がよくわからないんですよ!
そういや「花降楼」でも「は?は?よくわかんないんだけどオイラばかなの?」と
巻き戻ししながら読んだ記憶がありました。
にしてもですよ
この二人、お互いどこに惚れるんですの?
単にセックスの相性いいだけちゃうかと思うんですが。
二人のいる会社がまたトンデモ。
取締役と攻めが昔デキてたとか、会社で男同士オフィスHですか…はぁ…orz
攻めはなんか好き勝手やってるし、
受けもいちいちギャアギャア嫉妬しまくり、非常にうっとおしいことこの上ない。
Hシーンは数はあるものの、なんつーかアホアホしすぎてだな……。
こういうタイプの小説って、コミカライズしたら案外抵抗なく読めるんだと思う。