騙せない男ら!

騙せない男ら!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
3
評価数
2
平均
2 / 5
神率
0%
著者
剛しいら 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
梶本潤 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
アクアノベルズ
発売日
価格
¥838(税抜)  
ISBN
9784775501245

あらすじ

えぇー!?今日からホストになれって!?「いい人」が代名詞の俺・明石兵伍にできるのかよ?サッカーひと筋で体育会人生を歩んできた俺には、どー考えても向いてないぜ?…けど、これも友達のため、困っている人のため。がんばってみるかな。―そして、俺は“播磨潮”と出会った。コイツは大企業の社長令息で、羽振りも良けりゃ、男っぷりも申し分ない。そんな男が、なんでホストクラブに来る度、俺を指名してくるんだ?男社会にどっぷりで生きてきた俺には、女相手よりも気が楽でありがたいけど。潮は、な~んかやたら熱い視線を飛ばしてくる。コレって、やっぱヤバイ意味あり?男と男が惹かれあい、カラダとカラダを求めあう、今いちばん熱いハードテイストラブ。

表題作騙せない男ら!

社長令息で企画部室長・播磨潮(25)
元Jリーガーでホスト・明石兵伍(23)

その他の収録作品

  • がんばる!!うしおくん ミニミニコミック
  • 初体験うらばなし。 出張版つれづれ日記

レビュー投稿数2

男らしいというより男クサイ?

コスメ会社の御曹司×元Jリーガーのお話

怪我が元でリタイアを余儀なくされた悲劇のサッカー選手、兵伍。
イイ人と言われ続けたお人よしな性格が災いして、友人の借金の肩代わりでホストをする羽目に。
サッカー三昧の生活で女性相手の職業に早くもお手上げ状態。
そこへ、上客と訪れた男客・潮と出会い交流が始まっていくのですが・・・

女っ気ゼロの生活でほとんど恋愛経験も無しの兵伍に潮はアプローチを仕掛けますが、全然気づきません。
男同士の友情は知っていても、男同士の愛情は知らないので当然といえば当然の反応。危機感がないまま潮のペースにはまってしまいます。

しいら先生の作品のキャラって攻めも受けも陰りを帯びた生い立ちとかそういうの多いですね。ただいつも悲しい気分でいるわけでもないので普段はライトなキャラだったりふつうの人だったり。

この作品でもサッカー人生からはずれてしまったことを悲しく思う主人公の心を、潮は少しずつ癒していきます。ライトなノリにちょっとしんみり。また付き合う中で潮にも、兵伍と同じように憂いがあることがわかっていきます。

注意があるとすれば潮のキャラが、最初と後ではイメージが変わります。
すごくカッコイイ紳士なお兄さんから発情期のワンコみたいになっちゃってちょっと笑ってしまいます。できれば最初のイメージは適度に守ってほしかったな~兵伍はぶれないですw

男クサいストーリーが好きな人には一読オススメ。



2

スポーツバカで、ド天然受け

体格のいい男同士の攻めと受けです。
いままでサッカーしか知らなかった受けが、色々と巻き込まれて大変な目に合うドタバタコメディ系です。

社長令息で企画部室長・播磨潮(25)俺様攻め×元Jリーガーでホスト・明石兵伍(23)天然流され受け
いい人でお人よしな明石は、友人の鈴木に頼まれてウェイターのバイトの代わりを務める事に。
お店に行ってみればホストクラブだった上に、客の売り掛けも200万もあると言われて。
自分が逃げたら鈴木に迷惑がかかるので責任を持ってホストを頑張ろうとするのだが、真面目なだけの明石には上手く出来ない。
客の潮からは、熱い視線を送られているようで。

友人とは言っても、借金を自分に押し付けて逃げた男なのに、何か理由があるんだろうと思って、責任を自ら取ってしまう損なタイプです。
折角入団したチームも、交通事故に合った所為で戦力外通告に。
スポーツしかして来なかった明石に話芸等もなく、仕事も上手くいかないし、おまけに男である潮から迫られたりと、踏んだり蹴ったりです。
それでも、本人の明石は自分の事を不幸と思っていないのと、あんなにも明確に迫られているのに、アプローチに気づいていないという鈍感さ。
薬を盛られて頂かれる寸前に、もしかして?とようやく気付く天然振りに、笑うしかなかったです。
その所為もあってか、濡れ場がスポーツというか、かなり色気がなかったです。

攻めの潮は身勝手というか、明石を利用しているだけな感じが気になりました。
義母を追い出そうとするのは、社内の危機もありましたが、自分の父親を取られたと言う私怨が一番の理由な気がして、あまり納得出来なかったです。
一応、明石のいい人振りを潮が解き明かすシーンがあったのは、よかったのですが。

明石の交通事故の犯人が捕まっていないと思わせぶりに書いてあったので、
攻めが犯人とか、もしくは、なにか別の展開があると思っていたのに、何もなくて拍子抜けしました。
潮がファザコンっぽいので、その父親と似ている性格だから明石に惚れた気がして、受け重視視点で見ているので、いま一つすっきりしなかったです。

梶本潤さんのミニミニコミックは、面白かったです。
潮なら、ありうるなと言うキャラを掴んだネタで楽しめました。

エロ:★3 尻部分で素股、絶倫攻め
総合:★2 個人的にもやもやが残り、未解決っぽい部分が多かったです。

2

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