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junketsu no ori
読み終えてから知ったんですが、三部作みたいです。まだ続きは出てないみたい。なので伏線は回収されままでモヤモヤが…続きが読みたい…。
しかしさすが吉原理恵子というか、やっぱこういう世界観の作品を描いてる吉原さんは、迫力あります。レイプもちゃんと「レイプ」なのが好きだ。鬼畜です、まさに凌辱。レイプになってないレイプってBL作品には多いから、ちゃんとしたレイプ(?)はゾクゾクするw
荒ぶる神につかえる一族の古い因習を背景に、その一族の人間たちの愛憎とか、神にとりつかれた人間の狂気めいた性欲とか──まあ、まだ謎だらけです。
とにかく日本的な「神」の概念にゾクゾクした。西洋風のファンタジーより、こっちのほうが好きだ。
残虐にレイプされる洸一よりも、血みどろで真言を唱える剛志に、一番のエロを感じてしまった。こういうシーンって、私のフェティシズムを刺激するんだよね。
三部作が出揃うまでは評価を定めにくい作品だなーと思ったんだけど、とりあえず萌えました。
吉原さん初読み。
正直に言って、全くおもしろくなかった。というか、読むに値しないと感じた。小説になってない。紙書籍なら紙がもったいないと思う。
まず、文体がとても変。ほぼすべての句点を読点にして改行するのがお好きなようで。
でも。
そして。
のように。また、体言止めや、~して。~で。のような文がほとんどでぶつ切り感があり読みにくいことこの上ない。堅い文語調表現があるかと思いきや”自己チュー”など現代用語もあり統一感がまるでない。
内容も文章も自己陶酔感があり、作品として他人に読ませるものになっていない。内容を楽しむまでいかなかった。
以前、定広美香さんが何かの作品の後書きで、「こんなオ○ニー漫画を読んで下さって。。」のようなことを書かれておられたが、そのときはなるほどと思い、むしろ自覚して書かれていることに清々しいとさえ思いました。
この作品はそれ以前の話でした。。