誘惑　セカンドステージ

いつの間にやら気になる存在に

作目で、二人が揃うとろくな事が起こらないような天中殺みたいに不運になる
二人なのですが、前回事故で腕を折った攻め様の運転手兼お世話係のバイトを
無理やりやらされる事になった受け様。

2作目は、合えば言い合いになってる前回とはちょっと違った展開になります。
互いに相手の事をよく判っていない1作目とは違い少しずつ色々な面が見えてきて
（主に受け様の事）精神的な内面の声がお話の構成になっています。
興味の無かった相手から、一夜にして犬猿の間にまでなって、互いに思いがけない
一面を垣間見るようになると、自分でも言い表せない感情が育っていきます。

特に受け様は、根っから周りに人が集まる人間的に魅力ある存在で、
やんちゃなのに、癒し系で面倒見が良かったりして、攻め様とは違う魅力を
持っているんですよね。
対する攻め様も、学生だとは思えない程に社会人としてもかなり実績を積んでるし
でも、プライベートでは尻軽系でもあります。

受け様は無自覚で攻め様に心を傾けているのですが、攻め様は自分自身の受け様に
対する気持ちが、困った状態になる危機感をもってしまう事に気が付いて行きます。
受け様の新たな一面を知るたびに比重が受け様に傾いていくそんなお話でした。
本編に今回はラブ要素がないので、その分書下ろしのシバの女王、季慈×遥が
エロっぽく収録されていますので、そちらでお楽しみって内容です。