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kageki na doctor
好きな絵師さんだったので読み始めました。
表紙が少し古い感じだったので期待してませんでしたが、思っていたより挿絵は悪くなく、内容もリズムよくさくさく読めました。
今の小路さんの絵柄に比べると少しシャープな感じですが、表紙以外は問題なく素敵でした。
中学生だった直也は大学受験を控えた大須賀に襲われかけますが、なんとか逃げ出します。
実はお互い好き同士なのですが、中学生の直也にはその感情がなんなのかわかっておらず、ただただショックを受けるのです。
大須賀は謝罪に訪れるのですが直也はそれを拒否、その後会うことなく10年の月日が流れます。
ある日ぼーっと歩いていた直也はヤクザが運転するベンツにはねられ、手術、入院となります。
ヤクザも避けきれず、肋骨を骨折し隣の部屋に入院します。
その入院先で直哉の担当医となったのが大須賀でした。
『ずっと君だけを思っていた』と告白する大須賀。
ギブスに松葉杖、体格差もありで思うように動けず逃げられない状態、身体を好きなようにいじられます。
女性に振られる経験は多くても、そちらの経験のないウブな直也の身体は反応してしまいます。
なにもわからぬまま大須賀に美味しく食べられてしまうのです。
大須賀に対する気持ちがわからない直也に執事の葛城がヒントをくれます。
小さな頃から直也を見守ってきた葛城には、なんでもお見通しだったようです。
ヤクザとの一悶着もありやっと心通じる二人。
いい感じになった時、とてもブラコンな直也の兄、幸一が出てきます。
幸一は直也に対して大須賀に負けないくらいのあまあま、執着ぶりです。
そのせいで二人は思うように会うことも出来ず…。
その幸一と秘書、霧島もなんだかあやしい感じです。
続刊でこの二人の関係も見られると嬉しいのですが。