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正直、本に書いてあるあらすじを読んだ時に、読もうかどうか迷ったのが、正直なところでした。
だってこれではあんまりにも、生徒会長が猪突猛進のちょっと変な人みたい……(苦笑)
実際、読んでみると、どちらかというとズレているのはつかさの兄の馨の方で、生徒会長は普段は無口だけれど、つかさがかわいくてしょうがないから「小犬」だなんだとからかうけれど、それ以外は大体、まともな人でした。
で、馨との仲違いも馨が思い込みで暴走しがちだから、ある事件があって……という感じで、生徒会長の方はまとも。
まぁ、バックボーンが物々しいので、気が気ではないのでしょうけれど……。
話としては、母親を亡くし、父の家に引き取られたばかりのつかさは不安なまま、転校先の学校にやってきた。
生活水準も何もかもが違う、環境におかれたつかさは生徒会長の前で泣いてしまう。
そして、優しく慰められたつかさは、生徒会長と馨の仲が悪いことを知っても、会うのをやめられなくて……? というような感じのお話でした。
つかさが一生懸命尻尾を振って生徒会長になついて、生徒会長もつかさのことをかわいく思ってるから、スキンシップしたり、それ以上のことをするのが止められない……と。
まぁ、高校生ですからね。若いよね!
あらすじにかいてあるほど、生徒会長はご主人様! というイメージではなかったです。
かわいくて目が離せない子の所有権を主張しているだけの飼い主? 的感じですね。