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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
高円寺葵子さん、初読みの作家さんです。ファンタジーが好きなので思わず手に取り、門地かおりさんのイラストに購入を決めました。
攻め:巽先生
学校一の人気者先生。190cmの長身で「白高のプリンス」と呼ばれている。生物を受持ち、今まで赤点を取った生徒がいないことが自慢。
受け:馨くん
17歳。高校生には見えない「小動物みたいでラブリー」なのに、クール&ドライで男っぽい。母親がフリルのドレスを作る仕事をしているので試着をさせらることが多い。生物の試験では11点の赤点を取ってしまう。
お話は馨くんが赤点を取ったことで巽先生と二人っきりで補習を受けるところから始まります。最初はお互いに相手のことを苦手だと思っていたのに、巽先生の秘密を共有することで段々惹かれていくようになります。
秘密といっても、可愛いものでしたけど。巽先生は外見はパーフェクトなのに中身はへタレで、読みながらイライラしました。それなのに、馨くんは自分の気持ちに気づくと男らしく「んなこと言ってんじゃないんだよ!」と一括して先生に迫っているところが男らしくてキュンときました。門地かおりさんのイラストで可愛くてドレスが似合うのに男らしくて、そのギャップに萌えました。
ヘタレな先生が相手じゃ今後が大変そう…と馨くんが気の毒になったけど、楽しめた1冊でした。