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受けの尋斗は自他ともに認めるお子様な性格の高校生。想像以上に精神年齢が低くて驚きましたが、面倒見の良い歩にいわせればワガママで生意気で素直な子供っぽいところが尋斗の魅力だそうです。
歩がお仕置きで尋斗に尻叩きをしたり、逆セクハラをしたり、パワーバランスは序盤から明確に書かれているので主従関係の葛藤などはほとんど感じられませんでした。
一応、歩が仕事の一線を越えてしまわないように、と悩んでいる様子なのですが心理描写の文章が合わなかったのか心境の変化などはあまり伝わってこなかったです。
最後のお互いに本心を伝えてから初めてのベッドシーンが、「あっー!」で終わるのが面白かった(笑)
おバカ系が抑え気味で、ストーリー性も感じられたので、まだ読みやすかったです。
年の差&主従関係ものでした。
いつもの受様に比べると、おバカ系は抑え気味。
高校生の可愛いらしいタイプのご主人様で、拗ねたり、困らせようとしたりするものの、とても素直で好感持てる心優しい男の子でした。
攻様は上司の命令でメイドとしてやってきます。
出世の為だと、鬼畜な野心家タイプかと思いきや、愛情を感じるしつけ方をする、心あるタイプの年上攻様だったのも良かったです。
H度は高いものの、変態&エロに走り過ぎる事なく、2人の心情面も描きながら、ストーリが展開されていくので読んでいて安心でした(笑)
ただ、年上敬語攻様は大好物なものの、心通わせて恋人になったからなのは分かるんですけど、出来ればBL的には貫き通して欲しかったです。
恋する甘さが感じられたので、読後感もスッキリでした。
松岡裕太さんの書くお話は、たいていライトでエッチで甘いので、まったく頭を使わずサラッと読むのにちょうどいいです。
このお話もそんな感じでした。
悪い言い方をすれば深みがなくガツンとこないんだけど、そういうのが欲しいときもあるしね。
メイド攻めです。
ご主人様は高校生です。わざとワガママにふるまう、実は素直でピュアな男の子。
そんな彼の面倒を打算から見ることになったメイド攻めですが、色々セクハラしてるうちに本気になっちゃって、いつしか互いにラブラブの両想いに。
もうちょい葛藤があっても良かったんだけどなー。
でも受けが素直なのは、読んでて気持ちいい。
一点残念だったのは、メイド攻めが最後の最後に敬語じゃなくなったとこ。
ここは、それまでとのギャップ萌えする人もいるだろうから趣味の分かれるとこだろうけど、最後まで敬語のまま貫いて欲しかったなー。対等よりも主従関係のままのほうが私は萌えるのだ。