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この作家さんの作品は甘めで安心感があり、ハラハラドキドキ感は少な目なんだけど
妙に惹かれて毎回読んでしまう。
大きな盛り上がりやドロドロめいた表現や感情が少な目なのも読みやすい。
重めの作品を読んだ後のリフレッシュには持ってこいな作品なんですよね。
内容は、夕暮れ時に兄弟かと見まがうような親子がキャッチボールで遊んでる時に、
偶然通りかかった受け様の頭にボールがあたり、打ち所か、倒れ処が悪くて気を失う。
その犯人でもある親子、可愛い息子が倒れた受け様を拾って帰り、ママになってもらう
なんて言い出したことから、父親である攻め様も相手が男なのにOKしちゃう。
そして連れ帰って見れば、受け様は記憶を失くしていて・・・
歳の差カップルで、その親子は歳が近い(笑)年上の奥さんは既に亡くなっていて、
攻め様は現在無職で、亡き妻の資産で生活しているのですが、実は絵本作家を目指してる。
でも、記憶を失くしてる受け様にママになってとお願いする子供は可愛いけれど、
攻め様のお願いは断固拒否したい受け様(笑)
それでも、ダメダメな父親の攻め様の絆され、可愛い子供に懐かれ、記憶を失くした
受け様と3人で疑似家族のように生活し始め、受け様はお料理もお裁縫もばっちりで
もう少しで記憶を思いだすように・・・
この作家さんの受け様はアリがちな受けではなくて、意外に男前でマッチョな感じ、
しっかり双方とも男だって主張してるところもなよなよしてなくて好きですね。
ラストはもちろんハッピーで、イケメン親子に花束持参で迎えに来られる受け様は、
きっとこれからもこの3人で素敵な家族生活を満喫していくような作品でしたね。