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oshioki brothers
高校一年の城山廉には、同じ学校に通う兄・京がいた。
京は、容姿端麗・成績優秀。おまけに風紀委員。
一方、廉は平々凡々で、いつも遅刻してばかり。そして、遅刻のたびに校門に立つ風紀委員の兄に叱られて……叱られるだけならまだしも。
家に帰ると誰も知らない――知られてはいけない、ヒミツの「お仕置き」が待っているのだった。
おかげで寝不足になって、また遅刻して、叱られて、お仕置きされて……の悪循環。
そんなある日、廉の下駄箱に知らない女生徒からのラブレターが入っていた。
大興奮の廉は、兄に内緒に会いに行こうとするが……あえなく邪魔をされてしまう。
おまけに、手紙のことがばれて、結局、お仕置きされてしまうことに……。
けれど、また、翌日にも手紙は入っていて……
そんな話でした。
お兄ちゃんが、遠慮も何もなく、かなり鬼畜で素敵でした!
この後、ライバルが登場するんですが、その人は、かなりキラキラな王子様で、素敵。
お兄ちゃんには勝てなさそうなところがちょっと悲しいですが……。
でも、もうちょっとわかりやすく廉には愛を伝えてあげた方が、いいような気もするんですが……。
結局、最後まで廉はお兄ちゃんの気持ちをわからずじまいだったみたいだし。読者には、ものすごーくわかりやすく伝わってくるんですが。
でも、鬼畜攻めは愛の伝え方が不器用! というのは、ある意味、とても王道ですよね!
そんな感じで、鬼畜なお兄さんと、ちょっとぼけぼけした弟の王道話を、この作者さんのテイストで仕上げた作品になってます。とっても、王道です!
ちょっと軽めなのに、しっかりしたものをお好みの方におすすめです!