この物欲しそうな孔に、褒美をくれてやろう

落札された花嫁奴隷

rakusatsusareta hanayomedorei

落札された花嫁奴隷
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌5
  • 中立7
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
6
得点
44
評価数
22
平均
2.5 / 5
神率
9.1%
著者
早乙女彩乃 

作家さんの新作発表
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イラスト
Ciel 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784576171081

あらすじ

生き別れの双子の弟を探しマリヘフ王国を訪れた千砂都。
だが騙され闇市に出された千紗都は盗賊団の頭・サクルに妾奴隷として落札されて…。

生き別れになった双子の弟を探しにマリヘフ王国を訪れた千砂都。しかし案内人と偽って近づいてきた男に騙され、闇市でオークションに出されてしまう。
媚薬で蕩かされ、あられもない痴態を晒す千砂都に大勢の客が手を上げる中、高額な金と脅しで千砂都を落札したのは、盗賊団の頭領・サクルだった。
落札された商品は落札者の妾奴隷となり、衆人環視のもとで抱かれるのが決まり。
千砂都は鎖で縛られたまま容赦なく熱い楔を打ち込まれるが、実はサクルの正体は…!?

表題作落札された花嫁奴隷

生き別れになった双子の弟
拉致された大学院生

その他の収録作品

  • 公爵様とお姫様ごっこ
  • あとがき

レビュー投稿数6

読んでよかった!

この作品が初BL小説でした。今まで漫画ばかりだったのですが、急に小説も読みたくなってついに買ってしまいました。他の小説を知らないので至らない点もあるかもしれませんがレビューしてみます。。


えーっと、、面白かったです。笑
元々アラブものが好きなので楽しく読めました。
面白くて一晩で読んじゃいました〜。

あらすじは説明文やインタビューのまんまなのでカットします。

インタビューに書いてある通り、騙されてオークションに出された受けと、受けを奴隷として落札した攻めは実の兄弟です。
最初は「早く日本に帰れ」と素っ気なかった攻めですが、段々受けを「傍におきたい」と心境に変化が出てきます。(それが良きかな/(^o^)\)

特に好きなシーンは、受けが攻めの怖い部分を見たときに城から逃げ出し、砂漠で死にかけたところを攻めが助け、その後お仕置きをされるところです。

「日本には帰らない!」と言っていた受けですが、攻めの怖い顔を見ただけで逃げようとしちゃうの!?とちょっと驚きました。笑
だけどその後逃げた理由を話し、「俺から逃げないと誓え」と攻めに言われながら抱かれる。ここで萌!
妾だと言う攻めに不満で部屋から出ようとする受けを、「また逃げるのか!」と怒り受けを押さえつけて無理矢理抱く攻め。ここで萌2!
「逃げないと誓ってくれ....」と懇願する攻めも良かったです。

この二人もいいのですが、私は脇役も好きでした。
攻めの側近のハッサン、侍女のリリア、攻めのフィアンセ。この3人がとてもいい人でした。

そういえば、あちらでは男同士でも血の繋がってる兄弟でも結婚出来るのですね....∑(゚Д゚)少し驚きました。

あと一つ、三点リーダが奇数なのが気になりました。そういうもんなのですかね?
そこを気にしなければ楽しく読めると思います!

あ、イラストがとても......すごく、よかったです^p^

6

細かい事は気にせず、エロを楽しもうじゃないか‼

アラブに人身売買の闇オークション、全く見た目の違う双子の禁忌の関係と、盛り沢山の作品でした。


BLはファンタジーと申しますが、これぞ正にファンタジーBLなんじゃないでしょうか。ベタベタの設定もさる事ながら、読んでいてあまりリアルさが感じられないです。フワフワと上滑りしているとでも言うのでしょうか・・・。
やたらと説明調のセリフも気になるし、何より受けの言動が統一性が無く混乱します。すごく視野が狭い印象を受けるというか。
攻めのそばに居ると言ったかと思うと、ちょっとしたキッカケで攻めの事を「恐ろしい・・・!」と拒否して逃げ出す。逃げ出した砂漠で死にそうになり、「助けて!」と攻めの名前を呼ぶと言った感じで、一体何がしたいんだ・・・?(´・ω・`)
後、兄弟の背徳感とか罪悪感はごくごく薄いです。攻めは全然気にしてないし、受けは最初にちょっと嘆くだけ。兄弟なのに、あまりに堂々としていて、こちらが心配になります。


しかし、エロがとっても濃厚です!
闇オークションでの衆人環視のもとで強姦から始まり、お仕置きプレイ、ドレスでの女装エッチとバリエーション豊かにやりまくってます。真珠のイヤリングでの乳首攻めに、玩具、媚薬と小道具も盛り沢山。しかも受けが、何だかんだ言いつつすぐに「気持ちいい・・!」となっちゃう子なので、痛々しさを感じずに楽しめます。
そんなワケで、もう細かい事は気にせず、とにかくエロを楽しもうじゃないか!!と訴えたいです。ファンタジーとして大らかな気持ちで読むと、ベタベタの展開も面白いですしね!

あとイラストが素晴らしいです。傲慢な攻めも、強姦される可愛そうな受けも、とても美しく描かれてます。
このイラストもプラスポイントになりました。

12

双子である意義はない

作品紹介記事で期待しすぎたのか、残念な結果でした。Cielさんの美麗なイラストに★1つプラス。

とある理由で十年以上、離れ離れになっていた双子のお話です。兄弟モノ・双子モノが特段好きというわけでもないのですが、禁忌ゆえの淫靡さやエロティシズムは分かっているつもり…という程度で感想を述べると、双子である意義も、もっといえば兄弟である意義も(極論を言えば…BLである意義も…)あまり感じられないお話でした。そもそも同じ父親と母親の間に産まれた同性の双生児でここまで外見が違うことってあるのかな。いや、生物学に詳しいわけではないですが。母親自ら和名と洋名で双子を呼び分けるってちょっとモラハラっぽい気がします。

構成としては冒頭から濃厚なエロスが炸裂しています。アラビア半島某国の地下で行われる闇オークションで「商品」として競売されることになってしまった主人公・千砂都(兄/受)が、アラブのおっさんたちに弄ばれているところを美丈夫な青年・カーディル(弟/攻)に落札されて、彼の率いる盗賊団に花嫁として連れ去られる…という展開なのですが、多分、この闇オークションのシーンでこの作品の主題は終わっているのだと思いました。

その後のストーリー(起承転結で言うと「承」以降)は…最初の滴るようなエロスはどこへやら。妙に緊張感の無い受と、シリアスなキャラクターなのにツメが甘い攻、肝心なことを言わないせいで話が拗れるところは似たもの兄弟ですね!?という感じで、肩透かしのまま終わってしまいました。

そもそも、千砂都が闇オークションにかけられたのだって、(私が読み落としていなければ)千砂都をカーディルが助けたのだって本当に偶然っぽいのに、同性で兄弟で双子で…というタブーをすっ飛ばして公開プレイして、挙句「これは運命だ」で片付けて心も身体も受け入れちゃうってどんだけお花畑ハーレ●イン展開。もうアラブもの=ハー●クインは避けられないのでしょうか。それにしても、もうちょっとお互いの苦悩を描いてほしかったです。

6

エロだけなら…

普段はストーリー重視のものばかり読んでるからか、エロだと割り切って読んでも、正直楽しめず…。
受けの言動が短絡的すぎ、そちらに気が散って入り込むことが出来ませんでした。
考えてることが二転三転。心に決めたこともすぐに破る。
思ったことを考えもなくすぐに口に出すくせに、肝心なところで本心を隠して攻めから言葉を聞き出そうとする…。
そして攻めに自分勝手、最低と言ったり(笑)

キャラクター性は大事だと改めて実感した本でした。ただ、挿絵は綺麗ですし、エロだけを楽しむのなら良いかもしれませんね。

3

オークションものがお好きな方に

50ページ弱やおいオークションです
モブ攻めシーンわりとも長いです

受けは「だめぇ…もぉ…」って感じに舌っ足らずに喘ぎまくるので苦手な方はご注意を
受けの方が子供っぽいし馬鹿っぽいから、兄弟逆の方がよかったかな?
そもそも双子の兄弟だというのに無理があるしその意味がない、兄弟にしたいなら大人しく異父兄弟でよかったんじゃないかな?

ハッサンとの説明口調の会話で、全てをバラすのはガクッときました

良くも悪くもあんまりアラブっぽくないです
舞台は岩の城ですけどね。ちなみに受けの見せ場として、そこを改築工事します
アラブものだけど家族だから甘いです
お仕置きがバイブだったけど、そこはもっとアラブっぽい方がいいなw

2

設定はとても魅力的です。

作者様のインタビュー記事にあったあらすじにとても惹かれて、発売してすぐに購入致しました。
設定はとても魅力的なものがあります。
生き別れの双子の兄弟、兄が競売に賭けられてそれを弟が落札する…
とても素晴らしい設定だと思い、期待値を上げすぎてしまったのだと思います汗
もっとふわっとした気持ちで読むのが正解なのだと思いました。
シリアスものが好物なので、設定のシリアスさに勝手に煽られてしまっていました汗
濡れ場にかなりページを割いて細かく描かれておりますので、好きな方はとても気に入られると思います。
表紙と中の絵も大変美しいです。
受けが綺麗に描かれていますが、感情移入しやすいのは攻めだと思います。兄を思う気持ちと、そばにいて欲しい気持ち、自分本位に考えてしまう人間らしいところが分かりやすいです。兄を離したくない気持ちを、愛だと分からないという天然なところもあり、可愛くも見えてくる攻めです。

サラっと間食のような感覚で読むにはいいと、私は感じました。
設定や、伏線、ストーリー重視の方にはあまり向かないかも知れません。

8

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