ハート・サウンド 

heart sound

ハート・サウンド 
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%
著者
染井吉乃 

作家さんの新作発表
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イラスト
麻々原絵里依 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784199002373

あらすじ

宝は、シンセサイザーの音源開発をするエンジニア。
ある日、憧れのバンドのボーカル・スイから仕事の指名が!天才的な音楽性と低く通る美声で、絶大な人気を誇るスイ。
そんな彼の、寡黙で恐い印象に気後れしてしまう宝。
ところが、スイのスタジオに通ううち、素顔の彼が親身で優しいことを知り…。
なのに突然、次の仕事が出来なければ、宝を抱くとスイがキスしてきて。

表題作ハート・サウンド 

人気バンドのボーカル,28才
シンセサイザーのエンジニア,25才

その他の収録作品

  • 君に近づくメロディ
  • あとがき

レビュー投稿数1

結構好きでした

この作品を読む直前に染井さんの他の作品を読んでいたのですが、その作品とは文体がかなり違って、私はこちらの作品の方がかなり好きでした。
主人公達が28歳と25歳という社会人で大人なキャラ達なので、落ち着いた雰囲気なせいかもしれませんが…。

主役の2人はバンドメンバーであるスイとシンセサイザーのエンジニアの宝で、芸能界を舞台にしているので、華やかな雰囲気があります。
スイが所属するバンドは活動休止していたのですが、復活を目指して動き出すというお話で、芸能活動としてはまだ準備段階なので、どっぷり芸能界モノという感じはまだないのですが、これからこのシリーズは続いているようなので、そういう雰囲気は増していくのかなという気がします。

スイは言葉数は決して多くないのですが、落ち着いた大人な雰囲気が魅力です。
一方の宝はとても控えめで、出しゃばる事は決してせず、まるでお淑やかな昔の日本女性を彷彿とさせました。
実力はあるのにかなり自信なげで、それがスイをヤキモキさせるのですが、読者としてもスイと同じような気持ちになりました。
なかなかエンジンがかからない宝をスイがどう動かしていくのか気になって、一気に読めた作品でした。

1

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