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owaranai natsu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
田舎育ちで何も知らないウブな千尋。
そんな千尋を幼い頃から可愛がる崇史。
その二人の関係が大きく変わってゆく夏のお話です。
千尋の祖父はある理由から崇史の父の所有する別荘の管理をしています。
千尋にとって崇史は夏と冬に会える大好きなお兄さん。
ここ3年ほど崇史は別荘へは来ておらず、千尋は寂しい思いをしていました。
久しぶりに崇史が別荘に来てとても幸せな気分になる千尋。
ところが崇史が留守の間に崇史の友達4人に輪姦されてしまいます。
それをきっかけに千尋は崇史へ対する気持ちが、兄としての憧れなのか、恋愛感情なのかを改めて考えます。
しかし自分は汚く淫らに壊れてしまった、と悩んだ千尋は崇史から離れようとします。
そんな千尋に崇史はある告白をします。
その言葉を聞いた千尋は、心も体も子供から大人へなろうと決意します。
その後千尋の父に関する話もありまた一波乱あるのですが…。
無口な祖父とあて馬である敏也がとても気になります。
祖父はいつも不機嫌、愛想がないので本音がわかりません。
夏のはじめには嫌なやつだと思った敏也ですが、途中からかわいそうな感じになってました。
あとがきで作者さんがこんな感じになるのかなと書いてますが、その話も読んでみたいです。