あやかし艶譚

ayakashi entan

あやかし艶譚
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
19
評価数
5
平均
3.8 / 5
神率
20%
著者
辻内弥里 

作家さんの新作発表
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イラスト
minato.Bob 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784866570013

あらすじ

……感じるか?おまえの中に『俺』が流れ込んでいくのを

人を喰らうバケモノ・夜叉を殲滅するため愛する兄の下で戦う真紘は、人間と同じように振る舞う夜叉・朱月に命を救われる。
初めはバケモノに助けられるなんて、と朱月を嫌悪する真紘だが、何度も邂逅するうちに惹かれ合い、心も体も受け入れる仲に。
しかし二人は敵対する者同士。それは許されない恋だった。
真紘は兄と恋心との板挟みに苦しみ……。

表題作あやかし艶譚

朱月・夜叉
桂城真紘・夜叉討伐部隊の隊長

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数1

正義感と正義感が交わるお話

人外×人間もののお話です。

展開は王道といえば王道なのですが、一つ一つの過程に至るまでが丁寧に描かれており、
キャラや背景描写も読みやすく、こちらもとても丁寧に描かれているのでとても良かったです。

凌雲閣や浅草の描写から、時代は大正時代かな?と(上記の設定で「江戸時代それ以前」とされていたので)
この背景描写が、細かい所で凝っていて、けれどBL小説としての要素も崩さず、明治~大正時代がお好きな方にはおすすめできる作品だと思います。

朱月と真紘は人外(夜叉)とそれを狩る人間として、対立した関係なのですが、
夜叉としての正義感、夜叉討伐部隊の人間としての正義感が交わって行くまでの過程は良かったと思います。

1

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