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あなたの夢をなんでも叶えてあげる
shinigamiookami no kyukontan itoshisugiru shinkon no hibi
人間に恋をして人間になるために死神狼となった狼王子ラディク(攻)とチェコ国籍をもつ日本人獣医の十和(受)が、お互いを思い合いながら深く愛し合い、そして、彼らなりの真実の愛に辿り着くまでの話。ハッピーエンド!
『銀狼の婚婬』の世界観とリンクしているので、合わせて読むことをお勧めしたいです。
人間生活としての知識はあるものの経験はなく、すべての物事に対して新鮮かつピュアな反応するラディクがとても可愛かったです。
1番キュンときたシーンは、十和に愛しさを伝えたくてキスをしたいラディクが、そういうことをするタイミングや空気があるからと十和に止められ「空気には何も書いてないから分からない」「今はダメなとき?空気になんて書けばいい?」と返したところ。
捉え方次第では屁理屈みたいな言い回しですが、作中のラディクが言うとこれがびっくり…!とても可愛くてキュンとしてしまいました。
主人公達の恋模様は激しい喧嘩や2人の仲を揺るがすほどの当て馬もいなくて一見うまく行っているように見えるのですが、愛についての捉え方や置かれている環境の違いが常につきまとっていて肝心なところで噛み合わずを作品の空気に憂いが漂っていたように思います。(そこはもう華藤作品の醍醐味ですね!)
そこにとても惹かれたし、雰囲気に酔いしれるとはまさにこのことかと思いました。
華藤先生が紡がれる静かで美しい憂いとyoco先生の繊細で美しいイラスト、チェコ、ボヘミアの森、雪原、狼、この作品を構成する要素の組み合わせにとてもときめきました。
そして、本編のあれこれを経ての特典SSはもうご褒美と言えるほど甘くかわいい展開で満足感たっぷり。
主人公周りの人たちも概ねプラスの方向(設定上どうしようものないことはありますが)でことが運ぶので、少し拍子抜けの部分もありますが、最悪な展開になるよりはいいかなと思える範囲でした。
面白かったです。
作家買いをしているけど、あたりはずれも多いだけに、これは博打買い。
悪くはないけど、好みでもなかった。
淡々としているのは、メルヘンちっくなので、そう悪くもないんだけど、主人公まで淡々としているし、攻めのほうも、つかみどころがなくて、おもしろくなるかな、と思ったあたりで、主人公の義兄との関係とか出てきて、ぽかんとしてしまった。
好きな先生なので、昔のように、じっくりと一つの世界を描くようなストーリーが読みたい、とか思いながら、さっさと読了。
イラストは、シリーズを通して、ふんいきがあってよかった。装丁もきれい。ただ、モノクロに関しては、あまり・・・・