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ookamisan to shiawase ouchigohan
まず受けのメンタル弱すぎ。
父と愛犬を亡くして確かにお気の毒なんだけど、衰弱して気がふれたようになって犬と人間を間違えてる様子が悲劇のヒロイン感満載で辟易。
そして弟たちの学費を、赤の他人である攻めが肩代わりすると言い始めるんですね。
お前が家を出て俺のうちに来るならという条件で。
攻めは、かつてそれなりに交流があったただの先輩でしかなく、しかも数年ぶりの再会なんですよ。
そんな人の元へ翌日転がり込むという無謀さ。
ありえない!!
ありえなさすぎでしょ……!!と冒頭でつまづいたけど、そこから先もツッコミどころ満載でした……。
だいたい三つ子でただ先に産まれただけってだけなのに、お兄ちゃんも弟も関係なくない?
長男と、年の離れた双子の弟達ならお兄ちゃんが頑張る意味もあるけど、なんで長男だからと受け一人頑張る必要があるんだろ?
その他、はるぽんさんが書いていらっしゃることと重なるので省きますが、攻めも何したいんだかよくわからないし、受けもクロクロ言っててなんだかなぁ……と。
おまけして中立です。
タイトルに「狼さん」って入っているけど、もふもふファンタジーではありません。
父と飼い犬のクロを立て続けに失い、生きる気力を失いかけていた主人公‣白帆一果の前に突如現れた黒崎。
一果は黒崎を見て、クロが帰ってきてくれたのかと思うのですが・・・。
この冒頭で、なんとなくこのまま黒崎が耳とふさふさしっぽの正体をいつ現すのかしら?
なーんて思いながら読んでいると、この黒崎、意外なことに、普通に人間です。
「普通に人間」って、いつ、どこで、私の中でケモ耳ファンタジーがデフォルトになっちゃったんだろう?という疑問は脇に置いておいて、
子どもの頃の、一果と黒崎の交流の記憶は、時を超えて、同居生活を送るうちに、だんだんと恋愛感情へと変化していくのですが、お互いに、お互いを気遣い、思いやるあまり、変な方向に暴走したり、すれ違ったりと、紆余曲折しながらハッピーエンド。
黒崎の両親の件とかは、一果と黒崎の出会いに関わるエピソードなので、しっかり描かれているのはそれはそれでいいのですが、一果の三つ子設定はどうなのかなぁ、寧ろ普通に年の離れた弟の方がよかったような気がするし、他にも引っかかる所があったりするけど、金ひかる先生のイラストってことで、萌一つおまけ。
父を亡くした三つ子の長男が受け、幼い頃に因縁のあった3つ歳上の幼なじみが攻めです。
父を亡くし、その数日前に愛犬クロを亡くしたため、精神的に危うい状態の受けの元に.昔は貧乏だったけれど、今は気鋭の若手俳優になった攻めが訪ねて来ます。精神状態が普通でない受けは、黒いコートを着た攻めを愛犬クロだと思い込み…という展開。
このページのあらすじを読んで、ぽっちゃり男子のほのぼのしたお話かな、と思っていたらまったく違いました。そもそも受けがぽっちゃりだったのは子供の頃のことだけで、今はガリガリだし、本が終わるまでずっとガリガリ。なのに「王貴好みのカラダになれるかな?」って、どうしてこうなった…と思いました。ダイエット奮戦記みたいなのかと思ったのに。
まあ、何にせよ、危うい状態の受けを自宅マンションに連れてきた攻め。受けはずっとクロクロ言ってて、えっ父のことは? って感じです。あと、受けは三つ子の長男で、あと2人似たような顔の兄弟がいるのですが、その兄弟たちはオロオロするだけで何の役にも立たない感じ。あまり三つ子だという必然性もないような。
そして、いざ受けを自宅に連れてきた攻めの意図もよくわからない。保護しようとしたのはわかるけど、自分の気分次第で放置するし、最初は「俺はクロじゃない」つって怒ってたのにそのうち「俺はおまえの犬だ」ってなるし。
あと、受けの印象も攻めの印象もすごく散漫。モデル兼俳優の攻めは、自分の仕事を見せようと職場に受けを連れて行き、放置して他のモデルたちにいびられる受け。攻めはのんきに「どうだ、かっこよかったか!」。ん??
その後受けが読者モデルになる展開に至っては、一体何がさせたいのか、と思いました。最初は「昔のぽっちゃりなおまえがいい」と熱弁しておきながら、受けをみがき立てて読モにさせるとか、でもやっぱり独占欲のせいで読モダメとか、何がしたいのかさっぱりわからない。父親の相続税が払えないとかの問題もどうなったのかわからない。
散漫なキャラクターの、散漫な主題のお話でした。
中立かなと思いましたが、初エッチがなかなか萌える感じだったので、萌にしています。