溺愛詐欺

dekiaisagi

溺愛詐欺
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
20
評価数
4
平均
5 / 5
神率
100%
著者
永井加実 

作家さんの新作発表
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イラスト
カゼキショウ 
媒体
小説
出版社
一迅社
レーベル
ロワ・ノベルズ
発売日
価格
¥1,200(税抜)  
ISBN
9784758049528

あらすじ

Webで450万回以上読まれた人気作!
魔法学院の落ちこぼれ学生・リードは、天才魔導師の弟子で優等生のアークと出会う。
魔力の暴走と体の痛みに悩んでいたリードは、解決の糸口を知るという彼に希望を見出すが、「治療」と称して体を貪られてしまい次第に身も心も囚われていく。
一方はアークには、周囲にひた隠しにしてきたある秘密があった……。
秘密を抱えた優等生×無自覚に魅惑する落ちこぼれ、双方の視点で紡がれるラブファンタジー!

表題作溺愛詐欺

レビュー投稿数1

まさに溺愛で詐欺。私もだまされました。

 溺愛物、大好きなので楽しみにページを捲り始めましたが、読み出したら止まらず、最後まで一気読みでした。

 受け様のリードは孤児院出身で、幼い頃から大魔力保有者として魔法学校に入学するも、体調不良と共に魔力がうまく発動しなくなり、暴発して建物を壊す事を繰り返した挙句、ついたあだ名が「破壊神」

 攻め様のアークは孤児ながらも、有名な魔道士アークライト、ユランの弟子として鳴り物入りで魔法学校に入学してきた孤高の優等生。

 まずはリードの視点で物語は進んでいきます。
魔法学校での出会いから卒業して王立魔術師団の任命式までの第一章。

 次の第二章からはアーク視点になります。
第一章のラストが、゛アークの抱えていた嘘に、微塵も気付かないままに。゛と気になる結び方をしていて、嘘って?とドキドキしながら読み進めました。
 孤児になったアークが魔法学校に入学するまでの第二章。
 
 第三章は第一章のリード視点がアーク視点となって綴られていました。
ここでアークの抱えた嘘が分かって、私は予想もしてなかったのでビックリ。
そういうことだったのー。
ここで嘘をネタバレしてしまうと、なんだかもったいないので、伏せておきます。
皆様、私と一緒にビックリしましょう。(笑)

 アークの師匠となっている高名な魔道士アークライト、ユラン氏の視点の第四章をはさんでラスト、アーク視点の第五章。
アークの葛藤やリードへの恋情や執着心。
題名に納得です。
いろいろなものを飲み込んで、リードの前を歩いていこうと決めたアークがまぶしく、かっこよかったです。
リードはアークの隣に並べるよう頑張ろう、と健気に思ってますが、世間知らずで天然入ってるリードなので、アークの認識できる範囲内で頑張って。

 できることなら、リードがアークの嘘に気付かないまま、命尽きるまでアークの紡ぐ虚構の世界で2人幸せに生きてほしい、と思いました。

 あぁ、でもネタバレなしでレビューするの、多分初めてですが、苦しいー。
ここが好き、ここが萌えた、と叫びたい。

3

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