条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
超人気ミステリ作家×学生アシスタントの豪華客船ラブバカンス!
goumanshinshi to dekiai cruise
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
前作の「傲慢紳士と蜜愛バカンス」とシリーズになるようですが、完全に独立したお話なので、こちらだけでも問題無く読めます。
今回は、人気ミステリ作家とアシスタントの大学生による、取材旅行と称した豪華クルーズの旅!
前作同様、主役二人がくっつくまでを豪華なシチュエーションで楽しむ甘い作品です。
甘くて、ロマンチックな気分に浸りたい方にお勧めです!
生真面目な大学生・悠(受け)は、人気ミステリ作家・バイロン(攻め)に「執筆中のヒロインのイメージにぴったり」という事で、インスピレーションを受ける為のアシスタントとして雇われます。取材の為に豪華クルーズでの旅に同行しますが、仕事と称してドレスを着せられたり、抱き枕として一緒に寝る事を強要され…というあらすじです。受け視点です。
攻めのバイロンは人気ミステリ作家。先住民の血を引くセレブです。傲慢と言うよりちょっと子どもっぽい部分があり、仕事の小説執筆に関しては変人ぶりを発揮。
受けの悠は、真面目で清楚な美人大学生。恋愛に関しては少々潔癖な所も。バイロンの変人ぶりに呆れ気味で、彼に対してはツンな態度です。
豪華クルーズの、更にスイートルームに宿泊するという大変ゴージャスな設定。と、言っても、中身はいつもの神香作品。ツンデレ美人が強引な変人にグイグイ迫られ、一緒に過ごすうちに彼の人柄に惹かれ始める。でも、自分自身では無く、ヒロイン像を重ねられているだけと悩んで…といった所。
終始受け視点で進みますが、攻めはどう見ても受けを好きだろうという事がよく分かります。受けに近付く男を敵対心剥き出しで追い払い、プールで泳ぐ事を禁止。更にインスピレーションを受ける為と言いつつ、ネグリジェを着させてベッドの上でじっくり鑑賞。これで気付かない受けは鈍すぎるだろう…!
そして今回も、乳首描写ががっつりあり、攻めは受けの乳首に大変興奮しています。また受けは清楚系なのに、エッチになると淫乱という、作者さんお得意のパターン。恥じらいながらも淫乱な所を見せる受けに、攻めは鼻息を荒くして興奮しまくりなんですね。受けが無意識にした言動で攻めを煽り「あんまり煽らないでくれ。」と攻めが辛抱たまらなくなっているのに大変萌えます!
攻めがミステリ作家という事で、その洞察力を生かしたちょっとした謎解きもありです。
個人的には受け視点だけでは無く、受けにメロメロの攻め視点も書かれていると更に萌えたのですが…。
ゴージャスな世界に浸り、甘さを楽しむ作品。ロマンチックな気分になれると思います!
神香うららさんの外国人セレブ×日本人青年の豪華客船BLです。
『傲慢紳士と〜』というタイトルの既刊作品がもう1作ありますが、非日常シチュエーションでの外国人セレブ×日本人ものという共通点があるだけで、続編でもスピンオフシリーズでもありません。
内容は、アメリカで大学生活を送る苦学生の日本人青年受けが、アメリカ人の人気推理作家のアシスタントのアルバイトをすることになり、取材名目で豪華客船に1ヶ月乗り込むことになる、というストーリーです。
それぞれのキャラクターは、受けが攻め限定でのツンツン(他の人に対しては礼儀正しい好青年)、攻めは変人です。作家の攻めはかなりぶっ飛んでいて、以前に蔵書整理のバイトで顔を合わした際に、受けを「理想のヒロインのモデル」と称えて追いかけ倒したせいで受けからツンツンされるようになった自業自得きわまりない人。でもツンツン嫌味を言われても「さすが俺のヒロイン!」的に喜んじゃっているのでまあ幸せそうではあります。
そんな2人の豪華客船道中ですが、実はあまり萌えられませんでした。何かと言えば攻めが「ヒロイン! ヒロイン!」だし、受けはゲイなのですが他の乗客を見て理想のタイプだとうっとりしているし、同じセレブな乗客たちにも魅力的な人は1人もいないし、そんな中で事件が起こったりしてさらにうんざり。女物のドレスなどを買い込み、「アシスタントに雇ってるんだから、君はこれを着て俺の創作意欲を掻き立てる義務がある」とか言って受けに着せてハァハァしている攻めにも萌えられず…。変態ちっくなやり取りはおかしかったけれど、萌えるか萌えないかで言えば萌えない。
客船内で起こった事件も、受け攻めに関係ない人が起こした、受け攻めに関係ない事件って感じで、この事件の必要性が何ら感じられない。せいぜい疑われた受けを攻めがかばって受けがキュンとしただけで、それなら別にどんな事件でもいいし。その事件の首謀者が中途半端に話に絡みすぎてイラっとしました。
本番エッチは最後にちょっとだけ。個人的に神香うららさんの書かれるエッチがすごく好きで、攻めの変態ちっくなムラムラとか、清楚な受けが超乱れてエロエロなのとか滾るんですが、たしかに今回もその要素はあったもののページ数がめっちゃ少ない。神香さんの小説の良さはつゆだくのこってりエロエロエッチにあるのに、ここにページ数を取ってくれないと…。想いが通じた後の語らいもなく、残念でなりませんでした。
探偵役と令嬢役が…。
貧乏大学生悠は人気ミステリ作家バイロンにひょんなことから付きまとわれ、教授を通して夏休みの一ヶ月をアシスタントとして船旅に同行してくれないかと言われ…。
君こそ執筆中の作品のヒロインそのものだ!と。
バイロンの変人ぶりが面白くて。悠の何を見てもヒロインに当てはめて、探偵とヒロインこと令嬢のやり取りやアクシデントを一人でぶつぶつ言ってはメモをとり。
そして独占欲が強くて。悠に美青年リアムと二人きりで会ってはいけない、一人でプールに行ってはいけないなど。悠がナンパされて連れ去られちゃうと本気で思ってるようで。
恋愛要素は?と思っていると、だんだんバイロンがヒロインのイメージを!筆が進まない!スランプだ!と言いながら、悠に女性物のドレスやネグリジェや下着を着せていき…。
これはもしかしたら?これが恋愛感情をぶつけているの?
そして同じスイートルームフロアーの女優の指輪盗難事件があり。
庶民である悠が疑われた時のバイロンの怒りよう!
そして悠の無実を証明するために奔走して。う〜ん愛を感じますね。
そしてとうとうバイロンが悠に愛しさが爆発寸前になって。
そもそもアシスタントに指名して船旅に同行させたのも、初対面の時からの変人ぷりも何もかも、悠に欲情して経験のない感情に襲われ、それが何か見極めたいと。
悠もバイロンの変人ぷりに呆れてきたものの、特権階級意識も差別意識も裏表もなく、悠のためにかばってくれたり無実を証明してくれたり、アソコの量感にソワソワしたり…。
好きになっちゃったみたいで。
もうちょっと悠がバイロンにときめいたり、キュンとする場面があったら良かったなあ。人としてバイロンに惹かれていくのもあったけど、アソコの量感に対する興味の方が大きそうな感じも…。
バイロンも悠のことをよく知ったら愛さずにはいられないという部分があったら良かったなあ。