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bokutachi wa yasashii mamono ni dakarete nemuru
本に巣食う → 喋らぬ本と に続く3作目。
「飛んで火に入れ夏の虫」、「真夏の贈り物」、
「ぼくたちは、優しい魔物に抱かれて眠る」、「あたらしい朝」の
長短合わせて1冊285Pでした。ごつかった・・・。
もし読むならぜひぜひ1冊目から堪能してください。
当巻で攻め受け設定してもいいかも というくだりが出てましたが
喘ぎ声の一つも書いてありませんので(笑)、そういうのを欲する時期な場合は
別作品をどうぞ・・・
ほんとこれ ファンタジー というカテゴリでいいんじゃね?
すんごく好きなんですが、ちょっと読み応えありすぎたため、
萌2でお願いします。
ちなみに4Pではありません。
私としては家族がお互いを思いやる優しいお話と思います。
最初に麗しい挿絵話。
カラー口絵!きたっ神絵!!!!!
思わず「うわっ」と呟く、怖くて近寄れないほどの魔性?天使?な美しさ。
新キャラ 「サク」ちゃん彼シャツ1枚で四つん這いの図。
目から魂 吸い込まれていきそう・・・女子に見えますが、男子です。
女子に見えるのはヤダ という方には、ごめんなさいです。
当巻では 特に後半 サクちゃん出番が多いので。
玉造という大きな日本家屋と北側の洋館(本ばっかりある)が舞台。
本は多かれ少なかれ「しゃべっている」という設定。
優しい本ほど、人の想いを吸い取り、「がなりたてるようになる」らしい。
主な登場人物は以下の4人。そのほかに今回新キャラ二人ほど登場。
玉造龍一:嘉代の孫、イケメンお利口、仰倉の虜。本の声は聞こえない。
逢坂洸一:嘉代の孫、本の声が聞こえる、嘉代の後継者になろうと頑張り中。
玉造嘉代:玉造家当主。本の声が聞こえる。どこまでかは不明だが能力持ち。
仰倉:本に巣食う悪魔。超絶イケメン。人を虜にできる。
肝心のお話。
飛んで火に入れ夏の虫:小話。洸一が玉造の家に引っ越してきて、
「もの」たちに荷物片づけてもらって、すっかり落ち着くまで。
心配性な 仰倉と龍一が可愛いです。ほっこり温かい小話。
真夏の贈り物:2巻目で発生していた事件の解決後の小話。活躍した本に対して
仰倉が優しく褒めてあげるシーンが大好きです。いいわー
ぼくたちは、優しい魔物に抱かれて眠る:今回のメイン。
新キャラ 「ユキ」さまと「サク」ちゃんが登場。そして龍一が目覚める話。
予想外の展開でした。どうなることかとハラハラ事件もの。
あたらしい朝:全てが無事終わった後の幸せな朝の風景。
安堵しまくった幸せな小話でした。
そしてあとがきもなにもないので、このあとどうなんの・・・とやや呆然。
全部解決してないので続くと思うんですが、すこし自信ないです。
先生、仰倉さんを幸せにしてあげてほしいんですけど。。。
悪魔に幸せってないんでしょうか?