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mangekyo no hanayome
2007年の作品の新装版。
攻めが3人いますが、4Pシーンは物語前半に一度しかありません。
あらすじ:
大学生の千尋(受け)は20歳を迎えた夜、自身が呪術を操る一族の一員であることを知らされ、一族の暮らす孤島へ送られる。
医者の凪(攻め)、大学の後輩・漣(攻め)、前族長の息子・照(攻め)の中から一人を選び、花嫁として嫁ぐよう命じられるが…
何だか設定がよく分からないままエロシーンに突入し、いつの間にか千尋が攻めの中の一人に恋をし、困難を乗り越え幸せに〜というなかなかぶっ飛んだ展開。
しかし全体に漂うオカルティックな雰囲気はいい感じで、何だか引き込まれてしまいます。
いきなり花嫁扱いされ戸惑う千尋ですが、「淫虫」という媚薬のような能力を使われ、前後不覚に。
そのまま攻め三人に抱かれて気持ちよくなってしまいます。
攻め三人のキャラはそれぞれ個性的で、凪はインテリ紳士、漣はぶっきらぼうで硬派、照は和服の似合う敬語攻め。
自分に興味を示さない漣が見せるさりげない優しさに惹かれていく千尋ですが、実は漣には辛い過去があって…という流れ。
平凡な大学生に見えた千尋が、いきなり島に放り込まれ漣に恋する中で、少しずつ逞しくなっていく過程がなかなか面白いです。
漣を誘うも拒絶されたり、そのせいで漣が罰を受ける羽目になったりと実際の行動は空回り気味なのですが、前向きな性格が読んでいて気持ち良い感じでした。
ガッツリ複数プレイものを想像していたので、千尋が早い段階から漣に好意を抱くのは意外でしたが、島を舞台としたホラー・サスペンスものとしてはなかなか楽しめる一冊でした。