万華鏡の花嫁

mangekyo no hanayome

万華鏡の花嫁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
15
評価数
4
平均
3.8 / 5
神率
25%
著者
鹿能リコ 

作家さんの新作発表
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イラスト
Den(den) 
媒体
小説
出版社
三交社
レーベル
ラルーナ文庫
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784879199829

あらすじ

二十歳を迎えた日。大学生の千尋は呪術を生業とする一族が住む孤島へと連れ去られてしまう。
そこで告げられたのは、自分も能力者であること、そして三人の婚約者候補の中からひとりを選んでつがわねばならないこと。
優男風メガネ美形の医師・凪、大学の後輩でクールな美貌の漣、着物の似合う古風で端整な照。
――淫らな秘術を施され、三人の男たちに犯された千尋は、快楽の極みの中で封印されていた力を目覚めさせていき…。

表題作万華鏡の花嫁

大学の後輩,19歳
大学生,20歳

同時収録作品万華鏡の花嫁

医師,28歳
大学生,20歳

同時収録作品万華鏡の花嫁

村の前族長の息子
大学生,20歳

レビュー投稿数1

4Pシーンは意外と少なめ

2007年の作品の新装版。
攻めが3人いますが、4Pシーンは物語前半に一度しかありません。

あらすじ:
大学生の千尋(受け)は20歳を迎えた夜、自身が呪術を操る一族の一員であることを知らされ、一族の暮らす孤島へ送られる。
医者の凪(攻め)、大学の後輩・漣(攻め)、前族長の息子・照(攻め)の中から一人を選び、花嫁として嫁ぐよう命じられるが…

何だか設定がよく分からないままエロシーンに突入し、いつの間にか千尋が攻めの中の一人に恋をし、困難を乗り越え幸せに〜というなかなかぶっ飛んだ展開。
しかし全体に漂うオカルティックな雰囲気はいい感じで、何だか引き込まれてしまいます。

いきなり花嫁扱いされ戸惑う千尋ですが、「淫虫」という媚薬のような能力を使われ、前後不覚に。
そのまま攻め三人に抱かれて気持ちよくなってしまいます。

攻め三人のキャラはそれぞれ個性的で、凪はインテリ紳士、漣はぶっきらぼうで硬派、照は和服の似合う敬語攻め。
自分に興味を示さない漣が見せるさりげない優しさに惹かれていく千尋ですが、実は漣には辛い過去があって…という流れ。

平凡な大学生に見えた千尋が、いきなり島に放り込まれ漣に恋する中で、少しずつ逞しくなっていく過程がなかなか面白いです。
漣を誘うも拒絶されたり、そのせいで漣が罰を受ける羽目になったりと実際の行動は空回り気味なのですが、前向きな性格が読んでいて気持ち良い感じでした。

ガッツリ複数プレイものを想像していたので、千尋が早い段階から漣に好意を抱くのは意外でしたが、島を舞台としたホラー・サスペンスものとしてはなかなか楽しめる一冊でした。

4

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